

ハメネイ師は、イスラエルに対する「抵抗戦線にとって、彼の死は確かに痛手だ」としながらも、「だが、シンワル氏の殉教(マーター:martyr)で(抵抗戦線の)前進は終わらない」と表明。「ハマスは存続している。これからも存続し続ける」と述べた。さらに、「シンワル氏は抵抗と闘争の輝かしい象徴だった」と称賛。「2023年10月7日に修復不能な打撃を与え、この地域の歴史に足跡を刻み、名誉と誇りを持って殉教者として召された」と称(たたえ)た。参照記事 英文記事 映像:イランの反応:Yahya Sinwar killed: Iran remembers Hamas leader as a 'martyr':
、、、ハマスには、同じく過激さで知られるシンワル氏の弟が居ると言われている。幾ら国際政治での解決を模索しても、イスラム‣スンニ派の大国イランが、ハマスとの関係を宗教的視点で更に固結び(かたむすび)にするのでは、解きほぐすのは無理だろう。それが無理であれば、ハマスを消滅させるしか究極的basically解決は無いと言うのがイスラエルの目指す所か、、、。恐らくハマスは、そういう終末を宗教的に予測し、結果的にイスラエル市民を巻き添えに殉教へ向け突き進んだのならば、現状の不幸な流れはハマスにとって容認できるものなのかもしれない。そんな過激主義につき合わされた普通のパレスチナ人は、避けようのない不幸に巻き込まれたと言うしかない。
解決には、パレスチナ人が団結して自ら和平に向き合うしかない。其のためにも、恐怖政治を断行していたハマスは消滅するしかない様に想う。故に、シンワル氏を英雄視するハメネイ師の決断は、筆者には狂気の沙汰madnessとしか思えない。 イスラム過激派の政治結社ハマスが台頭しガザを支配するまで、イスラエルではユダヤ教、キリスト教、イスラム教が混在しながらもなんとか共存していた時代も在ったのだが、、、。 過去ブログ:2024年10月イスラム組織ハマスの最高幹部シンワル氏殺害される:8月「自分の葬式は要らない、墓も要らない」という親鸞の教え: