イスラエル軍は2024年10月17日、イスラム組織ハマスの最高幹部、シンワル政治局長Hamas's leader in Gaza, Yahya Sinwar殺害の瞬間と主張する動画を公開した。英文記事と映像 イスラエル国防軍（ＩＤＦ）のハガリ報道官が記者会見で動画を再生した。別映像
編集済みの動画には、 ガザ地区南部southern Gaza Stripの損壊した建物の中へドローンが入っていく様子が映っている。室内にはＩＤＦがシンワル氏と主張する人物が椅子に座っているのが見える。人物の位置はドローンから離れているが、視線はドローンの方を向いているようだ。顔に加工処理を施されたこの人物は、一人で座っているように見える。ハガリ氏は、シンワル氏が手を撃たれていたと述べた。動画には上記の人物の手を強調する処理が加えられている。動画の人物はＩＤＦが木片と主張する物を手にし、ドローンに向かって投げている。
イスラエルによれば、この後ドローンは建物の瓦礫（がれき）の中でシンワル氏の遺体を発見した。建物はすでに16日にイスラエル軍の戦車による砲撃を受けていた。同軍が遺体をシンワル氏と特定したのは、実際に兵士らが建物内に送り込まれた後だった。参照記事 この攻撃では3人が殺害され、その後のDNA鑑定でシンワル氏死亡が確認された。ネタイヤフ首相Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu は、「シンワルの死は戦争の即時終結を意味するものではなく、私たちの仕事はまだ完了していない」と述べた。2023年10月7日のハマスによるイスラエル住民への攻撃では、1200人が死亡し250人の人質がガザに連れて行かれた。 英文記事
イスラエル軍はどのようにシンワル氏を見つけ殺害したのか：イスラエル軍は、パレスチナのイスラム組織ハマスの最高指導者ヤヒヤ・シンワル氏（61）を1年以上にわたって追っていた。同氏は昨2023年10月7日のイスラエル襲撃を指揮した直後、ガザ地区で姿を消していた。ガザ地区の地下トンネルに潜伏していると考えられていたが、最終的には、ガザ南部でイスラエルのパトロール隊と偶然遭遇し、最期を迎えたとみられる。護衛はわずかで、人質は発見されなかった。
イスラエル国防軍によると、第828ビスラマッハ旅団の部隊が16日、ガザ南部ラファのタル・アル・スルタン地区Tal al-Sultan, an area of Rafahをパトロールしていた。イスラエル軍のダニエル・ハガリ報道官によると、部隊は家から家へと走る3人の男性を発見。3人がばらばらになる前に交戦し、のちにシンワル氏と確認される人物は、「1人で建物の一つに駆け込んだ」。部隊はドローン（無人機）でこの人物の居場所を突き止め、すでに負傷していたシンワル氏は頭部を狙撃され、結局3人とも殺害された。参照記事
この時点では、特に変わったことは見当たらなかった。そのため、兵士らがこの場所に戻ったのは、17日朝になってのことだった。兵士たちは死体を調べているうちに、
その1体がシンワル氏にかなり似ていることに気づいた。しかし、爆弾が仕掛けられている懸念のため、死体はそのままその場に残し、指の一部を切除。鑑定のためイスラエルに送り、同日中に一帯の安全を確保した上で、死体を収容。イスラエルへと運んだ。鑑定が終わるまで、長い時間はかからなかった。イスラエルは17日夜には、検証が完了し、シンワル氏の「排除」が確認されたと発表した。映像：すでに指が切断されたシンワル氏とされる遺体映像：気の弱い方は見ないでください：
シンワル氏は人質を「人間の盾」として使っていると考えられていたが、そうした人質はいなかった。シンワル氏の付き添いが二人だったことからは、同氏が気づかれずに移動しようとしていたか、護衛の多くを失っていたことがうかがえる。ネタニヤフ氏は「借りを返した」としながらも、戦争は続くと強調。少なくとも、ハマスに拘束されている人質101人を救出するまでは継続するとした。参照記事 英文記事と画像 参照記事
、、ガザで多くのパレスチナ人の若者に殉教を説き、自爆テロに駆り立て、敵にも味方にも恐れられたハマスの最高指導者は、最後は3人で逃げ回り、生まれ育った地で自爆さへ出来ずにイスラエル軍に殺害された。 過去ブログ：2024年8月イスラエルがハマスの軍事部門トップの死亡公表：8月イスラエルがハマス政治部、ヒズボラの指揮官トップを殺害 イランは厳罰誓う：
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は17日午後の時点で4万2438人、負傷者は9万9246人となっている。レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は約2400人、負傷者は1万1000人を超えた。犠牲者の8割が過去1ヶ月の戦闘で死亡している。
ガザでの戦闘が続く中、イスラエル軍は17日、レバノン南部での戦闘で同軍の兵士5人が死亡、ガザとレバノンで兵士9人が重傷を負ったと発表した。
イスラエル軍は18日、パレスチナ・ガザ地区北部全域を執拗に攻撃し、少なくとも39人が死亡した。ガザ当局が明らかにした。参照記事 過去ブログ：2024年10月イスラエル軍が国連軍にレバノン南部からの撤退要請と停戦の気配見えず：写真は2024年10月6日／パレスチナ自治区、ガザ地区北部ジャバリア northern Gaza’s Jabalia 映像：10月上旬ジャバリエの戦闘：10月15日の映像では、ガザ南部ラファRafahでハマスのトンネルを捜索するIDFが仕掛け爆弾で大被害をうける：
既に後継者の名前を挙げている人もいる。その後継者は今トルコにいると。本当なら揉めそう･･･
ハリスおばちゃんが、正義が勝った、と言っていると。昔のことは忘れた、忘れたい発言。私は未来しか見ない、かな。楽～やな－。ユダヤのバーニー･サンダース爺ちゃんは、これで終わろう、と。ネタは、未だ終わりでは無い、と。イラン、シリアをどげんかせんといかん。