2024年10月11日_uFF0Fロシアのプーチン(Aleksandar Vucic)大統領が2024年10月11日、訪問先のトルクメニスタンでイランのペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)大統領と会談した。ロシア国営メディアによると、両首脳は首都アシガバードで開催された国際フォーラムに出席。その傍らで会談し、中東情勢などについて協議したという。イスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区とレバノンへの続く中、イランを巻き込む戦争に発展するという懸念が高まっている。

ペゼシュキアン氏は会談の冒頭、記者団に対し、「イランは今、多くのチャンスに恵まれている。我々の原則、国際舞台における我々の立場はロシアと似ている」と語った。またペゼシュキアン氏はイスラエルによるレバノンへの攻撃を糾弾。「筆舌に尽くしがたい、野蛮なものである」と非難した。

80fc7706ロシア大統領府によると、プーチン氏はフォーラムに先立ち、「西側に対抗する同盟国による新しい世界秩序を作りたい」と述べたという。会談は、両国が戦略的パートナーシップ契約に署名する前提で行われ、 ペゼシュキアン氏は11日、10月22日から24日にロシアでプーチンが彼を招待したBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)サミットで合意を確定できることを望んだと述べた。過去ブログ:2024年9月NATO加盟国のトルコが新興5カ国(BRICS)への加盟を熱望と天然ガス:、、、経済同盟であるBRICS加盟国、候補国の多くが西側からの経済制裁を受けており、中でもロシア経済はルーブルの下落が止まらず、輸出入の減少は危機的だと言われている。

RUkjhg92ce4d38上左図ではイランがすでに加盟候補国となっているが、サウジも名乗りを上げ、最近、トルコも加盟を匂わせている。会談でプーチン大統領はペシシュキアン氏に、モスクワとテヘランの国際問題に関する立場はしばしば「非常に近い」と語った、とロシアの州通信社TASSは報じた。この2国間の接近は、今後の世界情勢で、かなり大きな意味を持つように思う。現状でもすでにイランは、ロシアにとって一番の軍事支援国とも言われる。BRICS加盟国の中で、インドが何か言いそうな気がするが、、、。 参照記事 

2024年10月17日プーチン主導の独裁者会議『BRICS会議』が10月22日~24日にタタルスタン開催されるが、ロシアが招待したイラン、サウジアラビアの内、今回の会議の主役ともいわれるサウジが参加を拒否した。2025年の石油価格決定に大きな影響力を持つサウジ不参加で、石油価格が崩壊か?とも言われている。映像記事 、、、サウジはウクライナ支援国であり、不参加で当然だろう。石油価格に関しては、1バレル60ドルがロシアの採算分岐点で、プーチンには、なんとかこれを引き上げたい意向が在ると言われている。また、今回イランがBRICSに参加と言う事で、サウジが二の足を踏んだとしても不思議なく、サウジと関係を強化しているインドが、サウジに否定的な助言をしたのではと個人的に想っている。



nappi11 at 00:03│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2024年10月14日 06:31
インドが何か言いそうな気がする・・・自分達にメリットがあれば何でもOKの国。
最近知ったが、インドは以前からイスとも結構親しいと。パキ方面から来る過激派に苦慮しているが、イスが対策をいろいろ支援していると。同じく過激派(?)に悩まされているイスがお友達に見えるとか。
ハマスとの紛争前からイスには2万程度のインド人がいたらしいが、人手不足に悩んでいるイスのために、最近更に数万のインド人が出稼ぎに行っていると。インドでの給料の10倍近くになるとか。先月、出稼ぎ人達がレクでクリケット大会を開いたと。エジプト、インドは奥が深い。見えない。暢気に付いていくのは要注意。

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