FireShot Capture 192 -kursk右図の青い部分は、2024年8月20日時点で公表されたウクライナ軍のクルスク侵攻で支配したとされる地域図で、その後地名を加筆してある。10月9日~10日の戦況報告では大きな動きは無いが、ロシア軍がスジャSudzha、セーム川Seim River南岸のコレネボKorenevo、グルシコフ(グルシコフスキー)Glushkovo、ティトキノTytokinoで、小さな村落の奪還攻撃を行っている。一部でウクライナ軍が敗退とも再奪還とも在り、この地域全体の戦況ははっきりしない。ウクライナの見方では、クレムリンはクルスクからのウクライナ軍排除を最優先として大規模な攻勢に出ているようだとされるが、連日のようにロシア各地の空軍基地、弾薬庫が攻撃され、ロシア軍の弾薬不足が今後1~2週間で顕著になるとも言われている。
一方、現在ウクライナ軍は、数万人規模の兵員増強で、体制を強化しつつあると言われ、支援国は、作戦実行はウクライナに委ねていると表向き述べながら、長距離攻撃、弾薬の支援を積極的に継続していると筆者は見ている。現在は弾薬不足は解消されているようだ。2024/10/12映像戦況報告:『ウクライナの兵器産業、政府に武器輸出許可を要求』『ロシアがクルスク州で新たな攻勢を開始』

29e2eff7東部の状況は、ロシア軍は後方支援も空軍支援も無いままに、大量の兵士に一点突破の突撃を命じ、大量の死傷者を出しながら少しづつ当方へ進撃しているようだ。ウクライナの戦術は、攻め込まれれば一旦退避し待ち伏せし、無人機と精密砲爆でロシア軍をせん滅する戦術を繰り返しているようだ。映像:東部ポクロフスクPokrovsk(Pokrovsky)でのウクライナの無人機攻撃FireShot Capture 196 - 【深層NEWS】元陸将「撤退結果的に、戦場で負傷したロシア兵は置き去りで、苦しむロシア兵を同僚が銃で撃って留めをさしたり、手りゅう弾やライフルで自決するロシア兵の映像が相次いでいる。映像:閲覧注意 参照記事 過去ブログ:2024年9月ウクライナ戦争2024年9月20日のまとめとEUのウクライナ支援:9月ウクライナ軍、ロシア領内での積極攻撃継続とトランプ氏

4ea9a98d917f135a hhhgfウクライナ軍は10月9日、露西部ブリャンスクBryansk州の露軍弾薬庫への攻撃に成功したと発表した。この弾薬庫は砲弾やミサイルの保管や改修が行われている特殊な施設で、同様の施設は露全国でも20カ所程度しかないと指摘した。ロシア側は弾薬庫が攻撃されたかどうかに言及していない。ただ、露国防省は9日、ブリャンスク州上空でウクライナ軍のドローン24機を撃墜したと発表。同州の非常事態当局は同日、州内で爆発物が爆発したとし、非常事態宣言を出した。同日には露南部クラスノダールKrasnodar地方のドローン(無人機)保管庫への攻撃にも成功したとしている。恐らく発生日時などから、次の映像解説の場所ハンスカヤ空軍基地 Khanskaya military air baseの事だろう。上の地図にハンスカヤを加筆した。他の3か所の場所の空軍基地は、すでにウクライナの無人機攻撃を受け大きな被害が出ている。 映像;ロシア連邦南西部のハンスカヤ飛行場をウクライナ軍が攻撃; 参照記事 英文記事 

nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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