screenshot(6)171a7eb22024年10月8日、イスラエルのネタニヤフ首相Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahuは、レバノンへの9月27日の空爆で死亡したイスラム教シーア派組織ヒズボラHezbollahの最高指導者ハッサン・ナスララ師Hassan Nasrallah(64)の後継指導者を殺害したと述べた。なぜか名前を出していないが、当ブログではその後継者はヒズボラのナンバー2だったとされるナイム・カセムNaim Qassem師:上の左 と記録している。死亡が事実なら、ヒズボラは、10日足らずで最高指導者二人を失ったことになる。参照記事 過去ブログ:2024年10月レバノン北部へも空爆拡大 南部住民はシリアへ避難:10月イスラエル空爆でハマス指導者も死亡 イスラエル地上戦開始:10月イスラエルのナスララ師殺害状況とイエメン空爆で中東に暗雲広がる
89434861WhatsApp-Image-2024-10-08-at-11-13-19-PM1728411272-0イスラエル北部の約60,000人のイスラエル市民は、ヒズボラの攻撃を避けて家を出て避難を余儀なくされているが、ネタニヤフ首相は、「イスラエルには自分自身を守る権利があり、イスラエルにも勝つ権利がある。イスラエルは勝つだろう」と述べ、レバノン南部の武装組織ヒズボラの存在を容認しているレバノンに向け、レバノンがハマスに支配されたガザ地区の様にならない為にも、レバノンの明るい将来の為にも、イスラエルはヒズボラをせん滅すると宣言している。左図の、オレンジ色の地域にヒズボラの軍事施設があるとされ、現在、レバノン全域への空爆と南部へイスラエル軍IDF地上部隊が攻撃を継続している。
Deir-El-Balah2024年10月6日_uFF0Fパレスチナ自治区、ガザ中部デイル・アル・バラフ、イスラエル軍の空爆を受けたモスク(AP通信)イスラエル軍の空爆は、パレスチナ・ガザ中部デイル・アル・バラフDeir el-Balahのモスクにも行われ、地元当局は6日、避難所になっていたモスクと近くの学校Gaza mosque, schoolがほぼ全壊し、これまでに26人の死亡、多数の負傷者が出ていると明らかにした。、、、、ヒズボラがシリアへ逃げ込めば、ユダヤとアラブが戦う中東戦争への拡大が現実味を帯びてくる。ニュース映像:拡大するイスラエルの空爆

nappi11 at 00:01│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2024年10月10日 04:58
オレンジ色の地域は、言い方を変えればシーア派が多い地域。首をすくめているマロン派、ドルーズはベイルートの南北、海岸地帯に多い。

ある日本人が、“チンドンとネタが9日に電話会談したが、両者がしゃべったのは8月21日以来。これだけ事態が動いているのに、アメリカは全く介入していない(できていない)。大統領選が佳境を迎えていることや、チンドンがレームダックだとしても余りに無作為“、と言っている。
甘いな-、最初から基本の基は決まっているから、ほぼその通り進んでいるから、たま~に再確認するだけ。
2. Posted by 甲東   2024年10月10日 07:25
無茶な想像。
アサド一族はロシアの基地に避難だろうか。なら、政権を潰すのは無理か。
親米の傀儡が、イスが大爆撃した後のダマスカスで旗揚げか・・・内戦だが。ドルーズの本体はシリア南部。昔からアサドに刃向かっている。イスにもレバノンにもいる。せめてシリア南部を獲れば、アメリカが不法占拠している地域とつながる。

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