26aeec30アフガニスタン、首都カブール、ブルカを着用した女性(Getty-Images)-6アフガニスタンを統治するタリバン暫定政権は2024年9月26日、女性差別やその他人権侵害で自分たちを非難するのは馬鹿げていると表明した。タリバンの報道官はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「我々は人権を守っており、誰も差別に直面していない」と書き込んだ。

オーストラリア、カナダ、ドイツ、オランダはタリバンが国連の女子差別撤廃条約に違反しているとして、法的手続きを開始する予定である。4カ国は25日、ニューヨークの国連本部で開催されている国連総会の傍らでこの取り組みを開始した。

タリバンは3年前の政変以来、様々な女性差別政策を推進してきた。中等教育禁止、就労禁止、ブルカ(全身を覆うイスラム教のベール)の着用強制、8月には公の場で顔を見せたり、声を上げることを禁じる法律を施行した。また、20カ国以上が26日、タリバンに対する法的措置案への支持を表明した。各国は「アフガンにおける重大かつ組織的な人権侵害と虐待、特に女性と女児に対するジェンダーに基づく差別を非難する...」と述べ、 また各国は「現在のタリバンをアフガンの正当な統治者として認めることは絶対にない」と強調した。参照記事 参照記事:2024年9月今もアフガンで続くIS系自爆テロとアフガンと中露の関係

、、、そんな最低限の人権意識より、宗教教義を優先するアフガニスタンを国家扱いするのが中国とロシアで在る。欧米の覇権を警戒と言うより、アフガンが持つ豊富な地下資源が狙いと思って間違いないだろう。FireShot Webpage Screenshot #1654 - 'ケシ栽培に別れをまた、中露の民間人がアフガンでの出入国が自由であれば、世界一の生産量のアヘン(ヘロイン)、大麻に目を付けた中露のマフィアが触手を伸ばすだろう。もうすでにしているかもしれない。儲かるなら何でもする中国人や汚職まみれの中露の軍人が手を出さない事の方が不自然である。
過去には世界のアヘンの80~95 %がアフガニスタンで生産され、生アヘンからヘロインに精製する場所は、今もIS系が拠点を構えると言われるアフガン東部(地図の赤)付近だと言われ、タリバンと対立するIS-kの資金源と言われている。
2022年4月、タリバンはアヘン栽培を禁止すると公表しているが、ヘロインの密輸が減少したとは、どこからも聞こえて来ない。国際支援に慣れてしまったアフガン人は、「国際支援が在ればケシは栽培しないと」と述べている。これが彼らの本音だろう。人権問題にしても、世界が何かを要求すれば、「それでは支援してくれ」と言ってくるのが見え見えだ。言うまでも無く、物事には順番が在る。コーランは、何の腹の足しにもならない。まづは国を豊かにしてから、1日中でも、飽きるまで祈ればいい。 映像:ケシ栽培に別れを告げる:アフガニスタンで変化を育てる:過去ブログ:2013年4月ヘロインの摘発急増とアフガンの憂鬱 ロシア

nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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