

倉庫には、弾道ミサイル「長距離イスカンデル」、「トーチカU」、地対空ミサイル「S-200、S-300、S-400」、KAB誘導航空爆弾、榴弾砲弾薬が保管され、北朝鮮製ミサイルも保管されていたという。これが事実なら、北朝鮮は国際制裁違反対象になる。
また関係者は、国防省の人員とともに、ウクライナの町を攻撃する敵のミサイル能力を体系的に削減し続けていると発言した。
近くの住民は、同弾薬庫にウクライナの無人機(ドローンとミサイルを兼ねた新兵器 パリャヌイツア、パリャヌイーツア、パリャニツャPalianytsiaと思われる)が飛来すると、地震を感じる程非常に大きな爆発が生じたと述べ、現在爆発は幅6キロに広がっており、地元政権は住民の避難を発表したと述べた。またウクライナ側は「ウクライナに対する戦争で使われているロシアのその他軍事目標において、類似の『イメージ』を作り出すべく、さらに活動している」と発言した。これに先立ち、ロシアの報道機関が、露トヴェリ州で無人機が弾薬庫に着弾したと伝えていた。参照記事 参照記事 英文記事 映像記事 英文記事 映像記事は、ウクライナがロシア南部サラトフ州Saratovのエンゲリス空軍基地(エンゲルス2空軍基地 Engels-2 airbase)へも攻撃し、また、ロシア領クルスクKursk州では、サミSumy方面からと、ロシア領内のウクライナ部隊が南から、国境沿いに終結した大量のロシア兵の補給路を断ち包囲したと述べている。 過去ブログ:2024年8月ウクライナの新兵器、固定翼ドローン「SHARK 」と「パリャニツャ」:2022年12月ウクライナ東部の戦況と難民、露内空軍基地への無人機攻撃:2024/9/19影像戦況報告:ヴォフチャンスク要塞から露軍撤退!プリゴジン追悼1周年で反政府デモ勃発!ロシア領土喪失でプーチン権威失墜!トロペツ弾薬庫で地震級爆発!北朝鮮ミサイルも完全:
、、、どうやらロシア軍は、一時成功した防空システムやGPSの妨害に失敗しているようで、少数ながら巧みな戦術を駆使するウクライナ軍に各地で負け続けているようだ。ウクライナ側も相当な犠牲を出しているが、ロシア軍より圧倒的に士気が高いと言われている。映像:ウクライナ軍の最新兵器と攻撃など:写真の2S22 ボグダナ2S22 Bohdana(最大射程42km 映像) は、ウクライナで開発されたNATO標準口径の155mm榴弾砲を搭載した装輪式自走砲。改造したチェコ製トラックを使用し、大きな戦果を挙げている。ウクライナ軍は東部で、小山のあるウクラインスクUkrainskを奪還し、Avdiivka,Donetskに迫る勢いのようだ。参照記事 2024/9/20映像戦況報告:ヘルソンKhersonで5000名のロシア兵を包囲!ザポリージャZaporizhia、300平方キロの領土を奪還!露軍の3000名の精鋭部隊が降伏!ドンバスDonBass解放への道開く!ロシア軍、クリミアCrimeaへの補給困難:ウクライナ州地図:
戦い続けるしか方策の無くなったプーチンに対し、NATOはプーチン政権を粉砕する事で結束を強めている。NATOが相手では、プーチンが世界戦争に打って出る事は無いだろう。問題は、何時プーチンが白旗を上げるかだけで、今更プーチンが和平協議を望んでも誰も歓迎すらしないだろう。交渉は互いの信用の上の約束事であり、わずかに在った信用を吹き飛ばしたのはプーチン自身だ。哀れなプーチンだが、正義が微塵も無い戦争を支持した事で、世界から馬鹿だと言われるロシア国民はもっと哀れだ。
米国は今、戦争の早期に断固とした態度を取らなかった事を後悔している。米国元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)のジョン・ボルトン(John Bolton)氏;左は、全てはハッタリだが、もしプーチンが核兵器を使用すれば、それは彼が自身への死刑執行書にサインしたも同然だと語った。映像記事
、、、強いアメリカを鼓舞し宣伝しながら、北朝鮮、中国、ロシア、と失敗外交でお茶を濁したトランプ氏は、先読みの出来ない臆病者でしかなかった。と、ボルトン氏は言いたいのかもしれない。筆者は、トランプ大統領の再出現を期待しないが、それは彼が軍事力を明日にでも行使するかもしれない不安では無く、米国が持つ世界一の軍事的脅威をうまく使う知恵も経験も足りないと見るからだ。トランプ氏自身は軍での勤務も従軍した経験も無く、大統領になる前、政治家の経験すらなかった。就任後、軍には受けが良かったが、それは一部軍高官の言う事、主に待遇改善は何でも聞き入れただろうからで、実際には、トランプ氏は軍組織の権限を理解せず、大統領の一存でどうにでもなると思っていたと言われている。参考記事 参考記事 映像:最近のトランプ氏の演説 :