2024年8月12日:7月27日のマリ北部アザワドAzawad地域のティンザウテンTin
Zaouatineでのトゥアレグ族反乱軍、分離主義者の待ち伏せ攻撃では、ワグナー戦闘員84名とマリ軍兵士47名が死亡したと伝えられている。現在マリのワグナー兵員はロシアの公式防衛司令部によって管理されている傭兵部隊員で、2020年のマリのクーデター以来、マリ南部に暫定政府を置く軍事政権はフランス軍と国連軍を追放し、親ロシアの立場を取っている。
ロシア政府の管理下に置かれ、現在は正式にアフリカ‣コープス・‘Africa Corps’と改名されたこの傭兵請負業者は、過去2年間で、マリでのロシア派遣の人員を含む傭兵を約2,000人と推定される2倍にまで増やした。
これに対し、ウクライナのアイダル大隊の元司令官であるエフゲニー・ディキイ氏など、一部のウクライナの軍事評論家は、キエフにはアフリカ政策はないが、ロシア、特にワグナー Wagner Groupとは決着をつけなければならない問題があると主張している。
一方、ロシアと戦争状態のウクライナは、今後国連などで発言力を強めるためにも、アフリカ諸国への外交を強化し信頼を得る必要が在り、キエフの外務省チームはアフリカ全土にわたる政治・経済ネットワークを再構築する必要があると確信し続けている。2022年の侵攻直後、キエフは特にアフリカに関してこの真実を痛感した。その年の3月2日の国連総会では、アフリカ加盟国54か国のうち侵攻を非難する投票を行ったのはわずか28か国だった。ただ個人的には、支援慣れしたアフリカ諸国も問題で、ウクライナ支持をするから、穀物などを援助しろという態度が、たかりにしか見えないのだ。国連での賛成票の為に、市民虐殺、人権無視で、国連制裁まで受ける悪名高い軍事政権に気づかいする必要があるだろうか? 参照記事 英文記事 英文記事
コメント
パイプラインの爆破はどうなったのだろう。西側も蓋をするのが得意。ほとんどのマスコミも追従。
この戦争が終われば、あること無いこといろいろ出てくるのだろう。
現在、クルスク州で暴れているが、まさか傭兵だらけでは。以前のスーダンはリビアにもイエメンにも傭兵を出していた。金づるだった。現地人とは限らない。