5d15aa21kjheb02297dkjhスーダン(Sudan:北側)では、軍事政権(’SAF:Sudanese Armed Forces)と準軍事組織「即応支援部隊(本来政府管理下の民兵組織 RSF: Rapid Support Forces」)は2023年4月から首都ハルツームKhartoumなどの支配権を争っている。
内戦下のスーダン西部ダルフール地方Darfur, western Sudanの一部地域で飢饉(映像)が発生し、数十万人(約30万人とも)がいつ餓死してもおかしくない状態となっている。10以上の国連機関、政府、援助団体などが参加する「総合的食料安全保障レベル分類(IPC)」の飢饉調査委員会(FRC)が2024年8月2日、明らかにした。この内戦は世界最悪の人道危機に発展。d0d6f3c6-sこれまでに、人口の5割強にあたる約2500万人が食料不足に喘ぎ、1万4000人以上が死亡、3万人以上が負傷したと推定されている。被害の全容は明らかになっておらず、調査が進む目途も全く立っていない。
スーダン、西部ダルフール地方の難民キャンプ(United-Nations)国連世界食糧計画(WFP)は国際社会に対し、ガザ紛争やウクライナ戦争の被災地と同じようにスーダンを支援するよう呼びかけている。WFPは今年、スーダン全土で400万人以上の国内避難民、難民、紛争に巻き込まれた人々に食料と現金を提供してきたが、ダルフール地方の戦闘は特に激しく、収容率が300%に達した避難所もあるという。北ダルフール州のある避難所には約32万人が身を寄せている。うち15万~20万人が今年5月中旬以降に避難した人々である。IPCによると、北ダルフール州の避難所の収容者数はわずか数週間で50万人以上急増したという。国際的な人道・開発援助の非政府組織「ワールド・ビジョン」は6月、避難所などに身を寄せる75万人以上が今後数カ月以内に「破滅的」な飢餓に直面する恐れがあると警告していた。参照記事 過去ブログ:2024年5月世界の国内避難民が7590万人過去最多 イタリアで子供の移民急増:5月アフリカ東部の“アフリカの角”各国で状況悪化


nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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