ウクライナ軍はロシアがウクライナで拡大して2年5カ月たつ戦争の1000kmにおよぶ前線で、爆発物を搭載したFPV（一人称視点）ドローンを月に10万機以上投入している。これらの自爆ドローンはロシア軍の装甲車両に突っ込んだり、無防備な歩兵を追い回して殺傷したり、あるいは砲弾の発射元を突き止めて榴弾砲などの大砲を攻撃したりもしている。相手が容認できない、危険な侵略者であれば遠慮は無用だろう。 記録映像：Ukrainian drone downs Russian $15 million Mi-8 helicopter in first such attack Mi-8輸送ヘリ一機1500万ドルと在り、約22億円。
2024年7月31日、VR（仮想現実）ヘッドセットを装着したウクライナ軍の操縦士が遠隔操作するFPVドローンの一機が、ロシア軍のヘリコプターを撃墜した。FPVドローンによるヘリの空中撃破は初めてとみられる。墜落したMi-8輸送ヘリコプターの残骸が地上で炎上している様子とされる写真や動画がソーシャルメディアで共有された。場所はロシアの支配下にあるウクライナ東部ドネツク市近郊とされる。ロシアのある軍事ブロガーは「生存者たちの一刻も早い回復を」と書き込んでいる。、、ウクライナ軍のドローン操縦士はついにロシア軍のヘリを撃墜することに成功した。これまで失敗が続いていたのは無理からぬことである。ヘリコプターは時速240km以上で数百m以上の高度を飛行でき、機体重量900g程度のFPVドローンで狙うにはあまりに速く、あまりに高い。ドローンの操縦士によほどの技量や運がなければ命中させることは難しい。参照記事 
