FireShot Webpage Screenshot #1462 - 'Reports_ Russia17fa3232-ukraine-map2024年7月25日:NATO国ルーマニアでロシアの無人機が爆発 Russian Drone Explodes In NATO Country Romania という映像が配信された。ウクライナ南部を狙った自爆ドローンが、誤ってドナウ川 Danube River を挟んだルーマニア領のプラウラPlaura地区に24日午前2~4時頃に落下し爆発炎上したようだ。使われたのはイラン製無人機シャヘドShahed droneと確認されている。
FireShot Webpage Screenshot #1463 - 'Reports_ Rus写真左は、ウクライナのイズマイルIzmail側から対岸のプラウラの炎上を撮った物で、その右がイラン製無人機。ルーマニア側へのロシアの無人機の誤爆?は過去にも起きているが、ルーマニア側では今回F16ジェットがスクランブル発進をしたと報道され、メディアには、NATO領への攻撃か?世界大戦か?と書いた記事もある。
6fa2dc93これより先の7月22日月曜日には、ウクライナの港湾インフラを標的にしたと思われる最新の攻撃が行われ、ロシアのミサイルが黒海の港湾都市オデサOdessa(Odesa)近くに着弾し、オフィスビル、海岸沿いの倉庫、民間車両に被害を与えている。
個人的にロシアの誤爆か?と書いたが、ウクライナはドナウ川を使って欧州へ穀物を輸出している事も在り、ロシア側が妨害目的で無人機を落下させた可能性が全くないとは言えない。また、ウクライナへの貨物の多くは、ルーマニア経由でウクライナへ搬送されている。いずれにしても、ロシア軍が、ウクライナ南部、ルーマニアに近い場所へ無人機が攻撃、操作ミス、電波妨害、或は無人機の故障で落下し爆発したのは間違いない事実だ。特に大きな被害は出ていないようだが、新たな紛争のきっかけにもなりかねない。英文記事 
現実にロシアは、欧州各国で要人暗殺計画、サイバーテロ、GPS妨害を行っているとして、欧州各国が監視強化やロシア人への退去などの対策を実行している。フィンランドでもGPSが妨害され、一時民間機の発着が出来なくなった。ウクライナ南部ヘルソン、クリミアKherson,Crimea地域では、7月中旬ロシア軍が総崩れになり、約2000人のロシア兵が投降したと言われ、ロシア軍は軍の再編に直面し、かなり焦っている状態だ。映像記事 
FireShot Webpage Screenshot #1472 -トランプ氏は、自分なら24時間で解決して見せると言い放ったが、理性的でも無ければ論理的に筋の通らない侵略を、自身の感情論で実行したプーチンをどう説得できるのか?6954c064感情論に論理的説得は無理で、両者に譲歩、或は対価(領土の割譲など)を求める解決策を突きつけるなら、ゼレンスキー氏は拒否すると言い切っている。過去ブログ:2024年7月元側近がトランプ氏の和平案批判とロシアの凍結資産から15億ドルウクライナへ
5d012f43-s当然だろう。ウクライナ戦争は、意見の相違や領土紛争では無く、一方的な侵略だからだ。ゼレンスキー氏は、トランプ氏は、もしかすると、この戦争を十分に分かっていないのではと言っている。筆者もそう思う。恐らく、ウクライナだけでなく、東欧、北欧の歴史も、さらにはNATO誕生の意味も分かっていないのだろう。もしトランプ氏が、ウクライナ南部をもらって、東部をロシアへとウクライアへ言うなら、笑われるのはトランプ氏だ。 参考映像記事:トランプ氏のウクライナ侵攻解決方法で「誰が対価を払うのか」、ゼレンスキー大統領BBC単独インタビューNHK | トランプ氏の「24時間で戦争終結」発言: 

nappi11 at 00:02│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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