2024年7月13日_uFF0Fパレスチナ自治区、ガザ地区南部ハンユニス(AP通信)-1536x864AFP__20240713__36423DM__v4__HighResイスラエル政府は2024年7月13日、パレスチナ・ガザ地区南部に潜伏するイスラム組織ハマスの司令官を標的とする大規模攻撃を行ったと発表した。ガザ当局によると、この空爆と砲撃により、少なくとも71人が死亡、300人近くが負傷したという。イスラエルはこの攻撃について、ハマスによる昨年10月7日の先制攻撃を指揮したとされる司令官2人を標的にしたと説明している。イスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は今週、「仮に停戦に応じた場合もハマス壊滅という目標に変わりはなく、いつでも攻撃を再開できる態勢を堅持する」と強調した。写真は13日/パレスチナ自治区、ガザ地区南部ハンユニスKhan Younis 参照記事 

FireShot Webpage Screenshot #1431 - 'Location map of t(パレスチナ暫定政府自治区)ヨルダン川西岸地区 West Bankで14日、ガザ地区南部ハンユニスKhan Younisへの空爆に抗議するゼネラル・ストライキが行われた。ガザ当局によると、この空爆で子供を含む90人が死亡、少なくとも300人が負傷したという。イスラエル軍はハマスの現地司令官のひとりとされるデイフimages hgfMohammed Deif)氏らを標的にしたと主張し、ネタニヤフ首相は13日夜の声明で、「デイフを殺害した証拠はまだ確認されていない」と述べていた。ハマスの最高指導者ハニヤ(Ismāʿīl Hanīyah)氏の報道官は14日の声明で、「停戦交渉は継続中であり、デイフ司令官の健康状態にも問題はない」と述べた。アルジャジーラによると、デイフ氏は59歳。ハンユニス出身で、1987年にハマスに入隊し、イスラエルの指名手配リストのトップに位置し、何年も前からガザ地区に潜伏していたとみられる。イスラエル軍によると、もう1人の現地司令官は13日の空爆で死亡したという。(写真は、デイフ司令官の過去と最近の手配写真.現在は片目を失明しているようだ)

6e2b78c8bdf1332c852570ba0059ffa6_image1ヨルダン川西岸でもイスラエルによる空爆や暴力事件が多発。パレスチナ当局によると、昨年10月以降、イスラエル軍の取り締まりや入植者の暴力で死亡したパレスチナ人は500人を超えたという。ヨルダン川西岸のほとんど都市でストが行われ、数千人がイスラエルに抗議した。

thumbs_b_c_9a70573adbad4acc2207f5be5bbc7e17現地メディアによると、7月13日夜にはジェニンJeninやヘブロンHebronなどでデモ行進が行われたという。14日朝、ジェニンJeninやトゥルカレムTulkaremなどでゼネスト(general strike 商店が一斉休業)が呼びかけられ、多くの商店が営業を取りやめた。ソーシャルメディアでも多くのユーザーがストに参加するよう呼びかけている。ジェニンのストに参加した男性はアルジャジーラに対し、「ガザで起きている容赦ない戦争、西岸地区における暴力、入植、パレスチナ人の追放、こういった恐ろしい出来事がこのストで解消されることはないと分かっているが、何もしないわけにはいかない」と語った。参照記事 参照記事 



nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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