
2023年7月のクーデター中、ニジェール軍はモハメド・バズーム大統領を打倒し、すでに過激派による暴力に対処している国の安全保障上の懸念を悪化させた。マリ、ニジェール、ブルキナファソなどのサヘル諸国は、イスラム・マグレブのアルカイダ(AQIM)や大サハライスラム国(ISGS)/サヘル・プロヴァンスなどのイスラム過激派組織による深刻な安全保障の脅威に引き続き直面している。これらの反乱は、広範な暴力、避難民、人道危機を引き起こした。


、、と、西アフリカ・モーリタニアMauritaniaからの移民が急増している理由の記事を読んでいると、違法移民船が転覆し、89人が死亡とのニュースが入ってきた。周辺国が海上取り締まりを強化している為、違法移民がモーリタニアに集中していると言われている。ニュース映像

船はガンビアとセネガルの国境を6日前に出発し、欧州を目指していた。モーリタニア沿岸警備隊が生存者を引用して伝えたところによると、少なくとも170人が乗船していたという。アフリカ西部からは毎年、数千人の移民が欧州での職を求めて大西洋や地中海での危険な航海に乗り出している。
国際移住機関(IOM)の今年の報告によると、大西洋からの渡航は欧州に到達するまで時間がかかり特に危険とされる(スペイン領カナリア諸島までで約1000キロ)。移民らはしばしば洋上で長期にわたり身動きが取れなくなるが、乗っている船はその種の航海に適さず、そうした状況に特化した救助作業も行われていないという。参照記事 過去ブログ:2023年7月「ロシア・アフリカ首脳会議」でのプーチンの反応: