Israel-17190862564430446-1990942743イスラエル・テルアビブTel Avivで2024年6月22日、ネタニヤフ政権 Prime Minister Benjamin Netanyahu’s government に抗議するデモが行われ、数万人が解散総選挙とガザ紛争の即時終結を呼びかけた。デモ隊はネタニヤフ政権に捕虜解放に向けた交渉を最優先するよう訴え、国会を速やかに解散するよう求めた。デモ隊は「犯罪大臣」「戦争を終わらせろ」などと書かれたプラカードを掲げ、中心部の大通りを練り歩いた。参加した男性は、「国会を占領するネズミ共を追い払う必要がある」と語った。「国会のネズミ共は誰一人、国民の生活を考えず、さらなる戦争に突き進もうとしています...」

2023年5月27日_uFF0Fイスラエル、首都テルアビブテルアビブでは昨年春頃からこのような抗議デモがほぼ毎週行われ、今回デモを主催した団体は15万人以上が参加したと主張。地元警察は3~4万人と見積もっている。

エルサレムに拠点を置く人権団体はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「イスラム組織ハマスの壊滅を望むが、その過程で子供を含む3万人以上の民間人を殺害するなど、決してあってはならない」と書き込んだ。

集会に参加したシンベト(イスラエル総保安庁 Shin Bet security agency)のユヴァル・ディスキン長官Yuval Diskinは演説の中で、ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相を「イスラエル史上最悪の首相 “worst prime minister”.」と呼んだ。ftcms 94ecaa5e-a4f5-430d-a09d-b70d52920ec6また長官は超国家主義政党「ユダヤの家」のベン・グヴィル(Itamar Ben Gvir)治安相をはじめとする極右政治家(ベザレル・スモトリッチBezalel Smotrich)たちが危機を拡大させ、ガザ紛争を長引かせ、国の安全保障と捕虜の命を危険にさらしていると非難した。写真右下:ネタニヤフ政権は、二人の極右閣僚に操られていると長く言われている。英文記事 パレスチナ側の死者は3万7500人近くに達し、今も増え続けている。22日土曜日、パレスチナ自治区北部のガザ市の地区に対するイスラエルの攻撃で、少なくとも42人が死亡したと、ハマスが運営する政府メディア・オフィスのディレクターが伝えた。参照記事 参照記事 参照記事 過去ブログ:2024年6月今後のヒズボラの攻撃に、イスラエルの防衛力は不十分の予測:6月イスラエルの戦時内閣の解散で、極右含む連立与党が紛争主導:5月パレスチナ国家承認は「テロリズムへの報酬」イスラエル:映像:空爆された南部ラファRahfaの状況と食料不足

イスラエルは、何百台もの援助物資のトラックをガザ南部に入れることを許可していると言うが、現実には援助物資が配達されづに山積みになっていて、その理由をめぐってイスラエルは国連と非難を交わしているという。国連人道問題調整事務所(通称OCHA)は21日、「戦闘と同時に、犯罪行為や窃盗・強盗の危険もあり、重要な場所への人道的アクセスは事実上妨げられている」と述べた。参照記事 



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