indexlkj0bc5a823先週末のある日、オーストラリアのタスマニア島 Tasmania, Australiaの住人が、道端にうずくまっているカモノハシを発見した。どうやら道に迷ってしまったようだ。その住人が地元のボノロン・ワイルドライフ自然保護区(BWS)に助けを求めた結果、カモノハシは無事に保護され、治療を受けることになった。
道端で誰かが困っていたら、進んで手を差し伸べる。それが人間じゃなくて動物だったとしても、ためらいなく自然に行動できる、そんな誰かのおかげで今日もまた一つの命が救われた。日本の無知な行政では、してはいけないことらしいが、、。過去ブログ:2024年6月用水路から抜け出れなくなったカモの親子を救出しない行政
40f0839fecbbc050カモノハシが見つかったのは、交通量のかなり多い道路脇だったという。通りすがりの住人は、棲み処から遠く迷い出て戻れなくなってしまったこのカモノハシを救うため、すぐに行動を起こした。幸いなことに、地元にはBWSという野生動物保護のプロたちがいた。住人はすぐにBWSに通報し、カモノハシを彼らに託したのだ。
 
検査の結果、ペリーと名付けられたのは若い雄のカモノハシで、健康状態は全体的に良好であることが確認された。
04fb797cBWSのチームが彼を水路まで送り届けると、ペリーは足早に水の中に入り、嬉しそうに泳ぎ去ったという。それから数日後、BWSはペリーが再び自然の生息地で元気に暮らしていることを確認した。カモノハシはクチバシを持ち卵を産んで育てるという、極めて珍しい生態を持つ哺乳類である。珍しいのはそれだけじゃない。オスは蹴爪に毒を持っていたり、蛍光色に光ったりと、その生態が知られれば知られるほど、進化の謎が深まる生き物なのだ。現在、彼らの生息数は、人間による開発の影響もあり減少を続けているという。 参照記事 英文記事 参照記事:珍獣カモノハシに新たなる奇妙な特徴を発見。体が蛍光色に光ることが判明(米研究)

nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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