FireShot Webpage Screenshot #1313 - '用水路佐賀市の用水路で2024年5月28日、カモの親子の救出劇を取材班のカメラが撮影した。 用水路から抜け出せなくなってしまったカモの親子。 下流に向かっているのかと思いきや、流れに逆らって上流へ向かうなど、行ったり来たり。 それもそのはず、この辺りは約500メートルにわたってコンクリートに囲まれていて、カモが自力で上がるのは難しくなっていた。 男性は、警察や行政に連絡したが、「野生の動物には手を出せない」という返事が。 そこで、男性と取材班で救出作戦を開始。 カメラマン「このまま追いましょうか?」 男性「そのまま追って下流に逃がすことができたら、それが一番」 両岸からカモを追いかけ、下流へと誘導していく。 そして発見から約2時間、カモの親子は無事、陸地へと上がることができた。
、、、相変わらず行政は野生動物保護の解釈を間違っている。過去の記事「
今年も水路にはまった“ウリ坊”手を出せないはずの野生動物を行政が「助ける」判断、、」を参考に書けば、弁護士法人・響 徳原聖雨 弁護士は「落ちた場所が自然の公園の中ではなく人工物だということがポイント。人工物になると行政としては管理する責任が問われる。例えばウリ坊がそこにいることによって何か支障が生じる、安全管理の責任が問われかねないので、行政としてはできることをやった。鳥獣保護管理法の規定からすると、やっとのことで自治体として苦渋の策として助けることができた」と述べている。こんなことが苦渋の判断だと言う行政の態度がおかしなことだ。
例えそこが自然な場所であっても、困った動物を保護できる社会システムのできる事を切に願う。それが、日本の社会通念に沿った在り方だと思う。無知な行政判断と責任逃れで仕事をしないのは、公務員の質の低下と言えるだろう。野性の子育ても助けない、動物の命にも関心が無い行政に、人間の少子化対策を言う資格は無い。馬鹿な社会になったものだ。
9b710f95b1a6ec6f山間部に道路を造る際、道路下に人工的な「けもの道」となる小さなトンネル(アニマル・アンダー・パスや橋(アニマル・オーバー・パス)を設ける事も徹底されていない。衝突事故を防ぐため、野生の移動を妨(さまた)げない為にも必要だ。人間が野性たちを追い詰め、孤立させているケースが多いのではないか。 過去ブログ:2024年5月野生動物と生物多様性:5月ベルギーで500年ぶりにオジロワシが誕生:4月アライグマはとんでもないものを洗っていたと春が来た中庭:1月野生動物や環境へ対する米国の対応:1月今日の中庭のキジたち:2022年9月人や野性たちとの出会いを求めてと野生たちの写真:2021年12月「アニマル・アンダー・パス」「アニマル・オーバー・パス」けもの道:7月野生動物に迅速な保護の米国 日本は?:2015年1月クマ対策でオオカミ犬でパトロール :参考;生物多様性とは・意味

nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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