
、、、相変わらず行政は野生動物保護の解釈を間違っている。過去の記事「今年も水路にはまった“ウリ坊”手を出せないはずの野生動物を行政が「助ける」判断、、」を参考に書けば、弁護士法人・響 徳原聖雨 弁護士は「落ちた場所が自然の公園の中ではなく人工物だということがポイント。人工物になると行政としては管理する責任が問われる。例えばウリ坊がそこにいることによって何か支障が生じる、安全管理の責任が問われかねないので、行政としてはできることをやった。鳥獣保護管理法の規定からすると、やっとのことで自治体として苦渋の策として助けることができた」と述べている。こんなことが苦渋の判断だと言う行政の態度がおかしなことだ。
例えそこが自然な場所であっても、困った動物を保護できる社会システムのできる事を切に願う。それが、日本の社会通念に沿った在り方だと思う。無知な行政判断と責任逃れで仕事をしないのは、公務員の質の低下と言えるだろう。野性の子育ても助けない、動物の命にも関心が無い行政に、人間の少子化対策を言う資格は無い。馬鹿な社会になったものだ。

