2024年05月18日  個人 環境 自然
DSCF6365やっと春らしくなり、中庭にも緑が戻った。自分なりに中庭の手入れをしているが、雑草なども取り入れた、強いて言えば英国風の庭にしている。地面まで削って地肌をみせる庭は好みに合わない。
鳥やキツネ達が来ても、自然な草木の中に居る雰囲気にしたいからだ。数日前、2階から庭を見ると、いつも来るキツネが、一番大きな石の上で寝そべって餌の時間まで暇をつぶしていた。その位置からは、餌箱へ向かう筆者の姿が見えるはずだ。
DSCF6358DSCF6360安心して居られる場所なのだろう。手入れする前の庭には、錆びたパイプやビニルのひも、金属片などが無数に落ちていたので、怪我をしないようにと丹念に拾って撤去してある。食後も石の上で仮眠している事もある。
DSCF6371最近分かったのだが、牧草地の奥の排水溝の斜面に、ここ数年使われていないキツネの巣がある。木の根元の横に横穴を掘ったものだが、最近その巣に出入りしている形跡がある。以前はそこで6匹のキツネが産まれ、親離れするまで住んでいた。興味本位で入ってみただけかも知れないが、、、。その当時、巣穴からキツネが牧草地へ排水溝を飛び越えて行く際、斜面の土が排水溝へ落ちるので小さな木の橋を設けたが、今もそれは残っていて写真にも見える。
庭の鳥の餌場には、毎日キジバトのカップルだけが来ている。スズメやキジは、雪が降るまで来ないので、毎日少しだけ餌を置いている。

DSCF6363畑で色々と栽培していた義理の母が亡くなってからは、今は畑も全て牧草地にしているが、ミツバチが減って作物の受粉も思うようにいかない時代となっているので、養蜂している方に頼んで、今年からミツバチの巣を置くようにした。聞けば昨年の秋、農薬が原因で、その方が飼っているミツバチが激減したため、離れている牧草地の一角にひと箱だけ置いて様子を見る事になった。
DSCF6366DSCF6369置いてまだ数日だが、天気がいいので見に行くと、すでに多くのハチが忙しく箱の入口を出入りしていた。うまくいって蜜が溜まれば養蜂している方が蜜を採取するが、冬の前には必要な餌を箱に入れて、ミツバチたちはそこで越冬するそうだ。巣箱が増える程に、飛び回るハチも増えていく。家の周りには、ミツバチが好むアワダチソウの群生地が在り、今から、野原や庭の花々にハチの群がるのが楽しみだ。ゆくゆくは、6箱ほどのハチの巣箱を置く予定で居る。今は時間が在れば、花のなる雑草を選んで雑草地を整理しているが、工事仕事も舞い込み、忙しい毎日だ。 過去ブログ:2024年5月野生動物と生物多様性


nappi11 at 00:00│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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