




長い観察から、野性たちにも個々に個性が在り、環境の変化にも合わせて逞しく生き、時には人間に順応してでも生きて行く知恵もある事を知らされた。時に不当な扱いを受けたり、単なる遊びで殺されても、そうやって彼らは生き残ってきたのだ。そんな彼らに、一片の浅い知見や思い付きで、その種すべてに同じ決めつけをするのは良くない。まずは、彼らがこの国に生まれ、今まで生き抜いて来た事に敬意を払う接し方が在るべきだ。野性にまで、いじめや少子化が在ってはならない。
公報にも共生の重要性が書いてあり、多くの生き物が姿を消したと嘆くのであれば、積極的な共生も必要なのではないだろうか?もちろんケースバイ ケースだが、何も与えるなとの決めつけはよくない。根釧原野のタンチョウヅルが生き残れたのは、餌が無くて大変だと言う一人の農夫の思いだった。
キツネに関しては、これまで幾度もブログに書いてきたので説明は省くが、我が家を縄張りとするキツネは当然野生だが、いつの間にか住宅地域に囲まれた林などに孤立して住むキツネ達で、広大な山里に住むキツネとは異なる環境で生きていると、筆者長年の観察で理解している。付き合い方に関しては、野生動物保護の団体とも協議して行っている。野性生物にとって良い環境とは、安全で必要な食べ物が得られることで、人間も同じだ。それが困難になる環境の変化は、気候も含め人間が招いたものだ。
春から使わない農地を利用してハチの巣箱を置く予定だったが、農薬の為と思われる原因でハチが大量死し、7月くらいまで様子を見る事になった。この事の様に、生物多様性の原因の主なものは人間の無知と無計画な開発行為である。人が積極的に助け

雪が積もると来るキジが、数年前2羽だったのが3羽になり、今年は4羽になった。こんなうれしい事は無い。元気な姿が又見れるように、無事に夏を過ごしてもらいたい。過去ブログ:2024年2月猛吹雪も止み、中庭に平穏がもどった:1月札幌ドカ雪とキジ。米東部、ウクライナ、日本西海岸が大雪予測: