20240423094422-12024年4月21日(現地時間)、香港紙によると、最近タイ東部のカセート・ウィサイ(Kaset Wisai)地域の軍募集センター徴兵検査会場に性転換手術を受けたトランスジェンダーtransgender女性のParida Kerayuphan(21):左とKantong Passaraponさん(21):右 が現れた。
タイ当局は1日から12日まで21歳から26歳の男性を対象に2年間軍服務に参加する青年の選抜を行った。タイは兵役法により抽選方式で徴集制を実施しているが、箱の中に手を入れてカードを選ぶやり方で行われる。ここで赤を引けば現役入隊、黒を引けば免除となる。
images gfdsトランスジェンダー女性が徴兵検査会場に現れたのは、現行法上、徴集対象が「生物学的男性」であるためだ。性転換手術および性別訂正を終えた者もまず抽選会場に直接行って証明書を提出しなければならない。性転換手続きが終わっていなくても、抽選で赤を引けば軍服務に就かなくてはならない。
SCMPによると、2人はこの日、性転換手術証明書を提示して兵役の免除を受けた。
435028234-17897769881現在バンコクのスィーパトゥム大学に在学中のであるKerayuphanさんは美貌で注目を浴びてキャンパス広報大使としても活動している。インスタグラムのフォロワー数が11万を越えるほど名前が広く知られているインフルエンサーだ。
IMG_5889Passaraponさんは各種美人大会で100余回優勝をしているという。ファンはPassaraponのことを「Thai Bay Angel」という愛称で呼んでいる。

SCMPによると、徴兵検査会場に現れた2人の姿を見た人々は「徴兵選抜会場というよりは美人コンテストのようだ」などの反応を寄せた。参照記事 ローカル記事 ローカル記事 タイの徴兵制度では、健康診断で病気や肥満や体の欠損が確認されると不合格、つまり兵役免除となり、トランスジェンダーも兵役に不向きとして不合格になる。

nappi11 at 00:00│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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