
写真は、 中国・北京で会談した王毅(ワン・イー Wáng Yì )共産党政治局員兼外相(右)とロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相(2024年4月9日撮影、公開)。(c)AFP PHOTO / Russian Foreign Ministry 中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は3月18日、ロシア大統領選で通算5選を決めたウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に祝福のメッセージを送り、勝利は「ロシア国民の支持を完全に反映したもの」と述べた。
中国とロシアは4月9日に北京で行われた外相会談で、戦略的協力を強化する考えを示し、米国務省のカート・キャンベル(Kurt Campbell)副長官は即日、この動きに対し、米国は「ただ傍観するつもりはない」とけん制する発言をしていた。
中ロ両国はここ数年、経済協力と外交関係を緊密化させており、ロシアによるウクライナ侵攻開始以降は戦略的パートナーシップを強化し、中国はウクライナ紛争について中立的な立場だと主張しているが、ロシアの侵攻を非難したことはない。 アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官ら米政府高官は最近、中国に対し、ロシアとの貿易継続を通して間接的に侵攻を支援しないよう度々警告している。参照記事 過去ブログ:2023年10月EUのウクライナ戦争への決意とウクライナの戦況:7月ロシアの妄想とロシア人戦没者5万人の事実とNATO宣言:
少し前の2024年2月17日、中国の王毅外相とウクライナのクレバ( Dmytro Kuleba)外相は、、ドイツ・ミュンヘンで会談し、王氏は、「紛争地域や紛争当事者には殺傷力のある兵器は売らない」と述べ、一刻も早い戦闘停止のために建設的な役割を果たすと強調したと、中国外務省が明らかににした。一方、ウクライナのクレバ氏は、和平推進のための中国の役割に期待を示し、両国関係をさらに発展させたいとの意向を示した。映像記事
、、、筆者には、王毅外相の動きに整合性consistency を見いだせない。これが外交と言うなら、外交とは、ばかし合いなのか?歴史を見れば、だまし討ち、裏工作や密約に長(た)けていた人物が多い。彼らはいづれも虐殺者であり、大量の自国民をも死に追い込んだ。妄想と権威欲と暗殺の恐怖の果てに、、。今日もロシアは、ウクライナの居住地にミサイルを撃ち込み、中国はロシアとの関係強化を誇らしげに謳(うた)っている。 2024/4/11映像戦況報告:鹵獲(ろかく)されたロシア戦車の電子戦システムを調査:軍需企業Eurenco、ヨーロッパで火薬の量産を開始: