



ただ、それは氷山の一角にすぎない。国連開発計画(UNDP)の地雷除去専門家オレクサンドル・ロボフ氏は、ロシア軍が戦場で使用した旧ソ連製砲弾のうち、4割が起爆しないと分析。クラスター弾がばらまいた子爆弾の3割以上も不発弾として残ると語る。
ロシア軍は1月時点で、1日当たり8000~1万2000発の砲弾を使用しているとされる。半分が古い砲弾と仮定すれば、不発弾が毎日最大2400発ずつ増える計算だ。国連によると、ウクライナでは昨年12月時点の累計で、地雷や不発弾による爆発で市民264人が死亡、571人が負傷した。だが「実際の死傷者ははるかに多い」と同氏はみる。
、、、日本政府は2023年11月20日、国際協力機構(JICA)を通じて、世界に類を見ない最先端の地雷探知機である「ALIS」を50台、ウクライナに供与した。国際協力機構(JICA)を通じて対人地雷除去機を現地に送るのがコマツと日建(山梨県南アルプス市)だ。コマツは10台、日建は十数台を納入する。 参照記事 参照記事 参考:日本企業、ウクライナ支援相次ぐ コマツは地雷除去機:2024/4/8映像戦況報告:映像:ウクライナ無人機攻撃: