f251e6452024年4月5日:冷戦Cold Warが終結し、1990年代にソヴィエト連邦後のロシアとの関係が温まるにつれて、徴兵制conscriptionは欧州の多くの地域で歴史に幕を下ろしたかのように見えた。しかし、ウラジーミル・プーチン大統領による本格的なウクライナ侵攻を受け、欧州各地で徴兵制が復活・拡大しつつある。ロシアの目の前に暮らす人々は、ロシアから遠く離れたイギリスを含めた北大西洋条約機構(NATO)の同盟国に、追随するよう促している。背景には、トランプ政権になれば、米国は頼りにならないとの懸念があるのかもしれない、

5069c3b1 jk、、北欧もバルト海諸国も人口は少なく、プーチン・ロシアを脅威とみて互いに軍事面で結束し、情報を共有している。NATOはすでに350万人規模の兵力を有し、ロシアと、その飛び地であるカリーニングラード人口約49万人2021年、Kaliningrad)に挟まれたかたちのバルト海諸国Baltic Sea Statesには、NATO加盟国から駐留軍が派遣されている。すでに使用兵器の見直しや合同訓練の活発化が起きていると思われる。過去ブログ:2024年3月スウェーデンNATO加盟とNATOの地理的優位

FireShot Webpage Screenshot #875 - 'norwegian-army結束強化するNATO:デンマークDenmarkは2024年3月、徴兵制を女性にも拡大し、兵役期間を延長する意向を示した。ノルウェーNorwayも今週、徴集兵の数を増やすと発表した:写真左。フィンランドは大戦後からの徴兵制を継続しながら、現在軍備増強に力を入れている。他に、ポーランドは米国からM1A2エイブラムスのSEPv3を250輌、米海兵隊が手放したM1A1FEPを116輌を購入する契約を締結し、ルーマニアは時代遅れの旧ソ連製戦車を更新する為米製エイブラムス54輌取得する可能性がある。参照記事

images hgラトヴィアとスウェーデン:左下 Latvia and Swedenも最近兵役index hjを再開し、リトアニアLithuania は2014年のロシアのクリミア併合後に兵役を復活させた。エストニア Estoniaは、冷戦終結後も徴兵制を継続していた;写真右。参照記事 英文記事 過去ブログ:2024年3月孤立する独裁国家ベラルーシ リトアニアは検問所閉鎖;2月エストニアのカッラス首相の現実論が卓越している:2月フィンランド新大統領は対ロシア強硬派;2023年1月2023年1月20日にウクライナへの軍事支援で11カ国会合開催

追われる中国:また、ウクライナ戦争を機に、すでに、バルト海沿岸諸国Baltic Sea Statesのラトビアとエストニア、リトアニア、最近イタリアも、中国が10年前から中東欧で主導する経済協力枠組み「中国・中東欧諸国協力」から離脱している。主な理由は言うまでも無く、中国がプーチン支持の、事実上の同盟国だからだ。

FireShot Webpage Screenshot #8ウクライナ戦争前、中国の一帯一路構想の欧州への鉄路輸送・中欧班列(TCR)には、フィンランドに流通基地を設けるとか、ノルウェーまでの延伸計画とか、ロシアからの鉄路を利用FireShot Webpage Screenshot #881 - '苏州、宁波、济南し、モスクワ、ベラルーシを抜け、ポーランドから欧州へ入る最短路線も在ったが、ノルウェー、フィンランドもポーランドもロシアを敵対視する今は?? 過去ブログ:2023年8月国際戦争支援者リストに中国企業が最多とウクライナ指摘:2021年9月一帯一路が世界最大規模に拡大とフィンランドの流通ハブ参照記事 2024/4/6柄う増戦況報告:今日も北極で!黒海で!石油施設爆発、日本企業出資のシベリアLPG生産停止



nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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