2024年04月05日  犯罪 北欧 ロシア 東欧
FireShot Webpage Screenshot #866 - 'Finland shooting_FireShot Webpage Screenshot #867 - '_133062426_8cf910フィンランドの学校で2024年4月2日、児童3人が死傷する銃撃事件があり、警察は、親族の拳銃を使って犯行に及んだとして、この学校に通う12歳6年生の児童の身柄を、約4km離れたシルタマキ地区c407665f4e9383a134b8aabbaedba220Siltamäki district で午前9時58分頃拘束した。狩猟が盛んなフィンランドは銃の所持が広く認められているが、子どもによる学校内での銃の使用に衝撃が広がっている。
事件は、首都ヘルシンキ郊外北の都市バンターVantaa, to the north of the capital, Helsinkのビエトラ Viertola にあるヨキランナン小中学校(Jokirannan Koulu)で2日午前09:17頃起き、1人が死亡し、2人が重傷を負い病院で手当てを受けている。フィンランドの初等教育は9年制で「総合学校」と呼ばれる。この学校には7~15歳の生徒約800人と教員90人がいた。
K10014410991_2404022210_0402222713_01_02警察はこの学校に通う12歳の児童が親族の拳銃を使って犯行に及び、動機はいじめだったと発表した。発砲した男児はこの学校に今年転入したばかりだった。国家警察長官セッポ・コーレマイネン氏は、警察は学校での銃撃事件を防ぐために諜報活動に頼っていたが、今回の事件ではそれを止めることができなかったと述べた。

フィンランドでは、これまでの未成年者の銃撃事件多発をきっかけに銃規制が強化され、銃の所有者は18歳以上であることが求められたが、15歳以上であれば保護者の許可があれば他人の武器を使用する許可を申請することができるが、18 歳の若者は、許可が与えられる前に銃器を所持するのに適しているとみなされる必要がある。
フィンランドは狩猟と銃愛好家の国として広く知られており、政府統計によると、人口560万人のうち43万人の銃所持許可者がいる。所持できる銃の数に制限はなく、内務省によると150万丁以上が流通しているという。参照記事 参照記事 参照記事 参照記事 
FireShot Webpage Screenshot #1289 - 'フィンランド学校発砲、、これまでも幾度か学校で銃による殺人が起きているフィンランド、実は北欧の中でも殺人事件が多い国だ。昔の話だが、銃入所の手続きは意外と簡単で、筆者も22口径を所持して、指定場所で拳銃射撃を練習した事がある。筆者は事件の起きたバンター地域に住んだことも在り、日本人の友人は今も住んでいる。フィンランドは幸せな国としてよく登場するが、銃器犯罪、麻薬問題などは、他の国と同じように深刻な問題の様だ。過去ブログ;2022年3月フィンランドの冬戦争にみる対露関係と過去の日本の独立支援:2021年12月フィンランドで若者がテロ計画?:2017年8月フィンランドの地方都市でモロッコ人がナイフで無差別殺人か? 2008年9月またフィンランドで銃乱射 2007年11月あのフィンランドで !


nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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