FireShot Webpage Screenshot #766 - 'ロシア黒海艦隊の哨aa613773fb129bb5b05f4be8400653d6ウクライナ国防省傘下情報総局は2024年3月5日、ロシア海軍黒海艦隊の哨戒艦「セルゲイ・コトフSergey Kotov」を無人水上艇unmanned underwater vehicle (UUV)で破壊したと発表した。発表には、4日から5日にかけての夜間、情報総局特殊部隊「グループ13」が露黒海艦隊の哨戒艦「セルゲイ・コトフSergey Kotov」を攻撃し、今回の作戦は、ウクライナ海軍と協力し、ウクライナ・FireShot Webpage Screenshot #768 - 'Ukraine desデジタル移行省の支援を受けて実施したものだという。映像 予備映像 ウクラインスカ・プラウダ紙は匿名の情報筋の話として、ロシアの輸送・戦闘ヘリコプターKa-29が哨戒艦とともに破壊されたと報じ、攻撃は5台のUUVで行われたとされる。英文記事 

FireShot Webpage Screenshot #767 - 'Ukraine deセルゲイ・コトフ」は無人艇「マグラV5Magura V5」の攻撃を受けて船尾、右舷、左舷を損傷。攻撃は、ケルチ海峡近くのウクライナの領海で行われ、破壊された同艦の価格は、およそ6500万ドル(約97億円)だと説明されている。また、同日、情報総局のユソウ氏は、「ラジオ・スヴォボーダ」の番組出演時に、破壊された哨戒艦には、対空ミサイルが搭載される予定だったと伝えた。ユソウ氏は、「それは6000万ドル以上する新しい艦船だ。その型の艦船はRussias-Fourth-PrGH6L1fjbYAEHJmN2017年に任務に配備されており、敵には同艦を用いた計画があった。哨戒艦としてだけでなく、その艦船に防空ミサイルシステムを搭載する計画があり、そのような試みはすでに行われていた。そのような船が減れば減るほど、その船に搭載される防空システムも少なくなり、つまるところ、ウクライナ安全保障・防衛戦力にとっての機会が増えるわけだ」と発言した。映像: セルゲイ・コトフに向かってくる水上艇を射撃する海兵 

FireShot Capture 3 - DD-同氏はまた、「セルゲイ・コトフ」は、2022年に撃沈された黒海艦隊旗艦のミサイル巡洋艦「モスクワ」とともにズミーニー島襲撃に参加していた艦船だと説明した。その他同氏は、ウクライナ防衛戦力が「セルゲイ・コトフ」を攻撃したのは今回が初めてではないとし、昨年7月と9月にも攻撃が行われていたと伝えた。同艦の乗員について、ユソウ氏は、一部の船員が避難できた可能性はあるとし、それは沿岸に10台の救急車が駆けつけたことからわかると述べた。これに先立ち、ウクライナ国防省傘下情報総局は2月14日にも、ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」 Russian landing ship Caesar Kunikov を撃沈したと発表していた

これまで、占領下のクリミアにある艦隊司令部へも壊滅的なミサイル攻撃があり、露軍将校30人以上が死亡したと伝えられている。過去ブログ:2022年4月露は首都キーウへのミサイル空爆強化 巡洋艦で27人死亡?:右は、これまでに撃破されたDESTROYED、或いは損傷を受けたDAMAGEDロシア黒海艦隊の一覧。ロシアはこれで、黒海艦隊の三分の一を失ったとされる。ロシア軍黒海(Black Sea)艦隊旗艦のミサイル巡洋艦「モスクワ(Moskva)」は2022年4月14日に、ウクライナの対艦巡航ミサイル「ネプチューン(Neptune)」の攻撃で沈没している。参照記事  英文記事 英文記事 過去ブログ:2024年2月ウクライナが黒海で露大型揚陸艦を水上ドローンで撃沈:2023年9月ウクライナが水中ドローンAUV映像公開とクリミア戦略: 2023年3月ウクライナが実戦使用の「段ボール製ドローン」:2024/3/5映像戦況報告;【ロシア大損失】最新哨戒艇 哨戒ヘリと一緒に撃沈される



nappi11 at 09:56│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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