hjle137b8ca2023年6月18日_uFF0Fイスラエ2024年2月26日:イスラエルのネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は2月25日、ガザ地区のイスラム組織ハマスとの停戦交渉が最終段階に入っており、ラファRafahに対する攻撃がいくらか遅れる可能性があると明らかにした。同氏は米CBSのインタビューで、「数週間の停戦協定が成立すれば、ガザ南部ラファに対するイスラエル軍の攻撃はいくらか遅れる可能性がある」と述べたが、「完全勝利は目前である」と主張し、また「停戦が終了次第、ラファに潜伏するハマス大隊を攻撃する」と強調した。協定の詳細は不明だが、交渉が最FireShot Webpage Screenshot #726 - 'Rafah crossing_終段階に入り、合意に近づきつつあることを認めた。右上のピンク色は、イスラエル軍の地上攻撃の範囲。

イスラエルのいくつかのメディアは停戦と引き換えにハマス側の人質数十人が解放される見通しと報じ、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは25日からカタールで専門家レベルの協議が再開されたと報じた。それによると、停戦と解放の実現を目指し、エジプト・カイロでさらなる協議が行われる予定だという。

イスラエル政府は国際社会の懸念を無視して、ハマスに対する攻撃をエジプト国境の町ラファまで拡大する計画を練っていて、国連はラファ検問所Rafah crossingが人道支援の主要な入り口③であることから、攻撃は大惨事を引き起こす可能性が高いと警告している。また、米国の他の同盟国も民間人を巻き込む攻撃は控えるべきと促している。

ネタニヤフ氏はインタビューの中で、「今週の閣議で民間人の避難を含むラファでの行動計画を承認する」と明らかにし、「現存するハマスの6個大隊のうち4個がラファに潜伏している」と述べた。参照記事 

36434c20-d22f-11ee-b83b-0f87a864f372FireShot Webpage Screenshot #723 - 'Egypt opens Gaza border crosパレスチナ自治区ガザ地区との境界に接するエジプト側の広大な地域で、この一週間の間に整地範囲が拡大され、長さ3キロメートル超にわたり壁が建設されたことを、BBCヴェリファイ(検証チーム)が確認した。エジプト側での壁建設は、エジプトと同様にガザ地区と境界を接するイスラエルが、同地区最南部ラファへの地上攻撃の準備を進めていると警告した後になって、確認された。

_132715671_4246870ラファではこの数カ月間、北部などから避難者が押し寄せたことで人口が大幅に増加している。エジプト当局は、家を追われたパレスチナ人に対応する「用意がない」とし、境界沿いのこの地域を援助活動の「物流拠点」にするつもりだとしている。

この土地はパレスチナ難民を収容するためのものだとの複数報道を受け、エジプトはそのような準備はしていないと公式に否定した。ガザ地区で両者の戦闘が始まって以降、エジプトは一貫して、難民のために国境は解放しないと表明してきた。エジプトの北シナイ県当局は声明で、国境付近の道路の混雑緩和のため、「エジプト軍は、ガザ地区への援助を受け入れる物流エリアを設置している」と説明した。

英キングス・コレッジ・ロンドンで安全保障問題を研究する講師のアンドレアス・クリーグ博士は、「トラックを待機させるのに、あんなに広い場所を整備する必要はない。私には、エジプトが最悪のシナリオに備えているようにしか見えない」と述べた。参照記事 英文記事 映像:エジプト側へ壁を越えようとする避難民に、エジプト側から警告弾かガス弾が撃たれているようだ



nappi11 at 06:33│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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