イスラエルはレバノンLebanon南部Kherbet Selemで親イラン民兵組織ヒズボラの司令官を殺害したと、AFP通信が2024年1月8日伝えた。イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦争がより広範な中東紛争にエスカレートする懸念が高まっている。地元メディアは、このレバノン人司令官の殉教を発表する前に、この攻撃で2人が負傷したと報じていた。司令官はレバノン政府軍の退役軍人で、2006年にイスラエルとヒズボラの間の最終戦争の引き金となったイスラエル兵2人の国境を越えた誘拐に参加した。
匿名の治安当局者を引用した同報道によると、ヒズボラ司令官は車を攻撃されて死亡した。AFPは司令官の名前は明らかにしていないが、ヒズボラは声明を通じ、レバノン南部出身のウィッサム・アル-タウィールWissam al-Tawil(known as Hajj Jawad Taweel, also known as Wissam Hassan)司令官がイスラエルとの戦闘で死亡したとしている。彼は、10月7日のイスラエル襲撃の指揮を取った最高位の司令官の一人とされる。
レバノン国営通信社NNAは、同国南部でイスラエルの無人機が車両を標的に攻撃を行ったと報道。NNAが報じた写真では、道路脇で黒焦げとなった車両が確認できる。これらの報道が事実だとすれば、イスラエルがレバノンでヒズボラ幹部を標的にした攻撃は過去1週間足らずで2例目となる。これらの暗殺の実行はイスラエル軍の作戦の第3段階における最優先事項であり、その実行はアメリカとヨーロッパの軍事顧問の監督の下で進められているとされる。参照記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2024年1月イスラエルがガザ地区の戦闘に関する次の計画公表とレバノン:1月ハマスの海外副指導者がレバノンの首都で殺害、戦禍拡大か?:
南アは、イス兵士達の現場での言動を写した動画を一杯提示しているとか。取り敢えずの結論が出るのは数週間後らしい。