

臨時首脳会議には、中国の習近平国家主席Chinese President Xi Jinpingやロシアのプーチン大統領 Russian president Vladimir Putinらの他、新たにBRICS加盟が決まったサウジアラビアやイラン、アルゼンチンなど6カ国の代表とグテレス国連事務総長も出席した。

議長国である南アのラマポーザ大統領 President Cyril Ramaphosa:写真右上中央 は、合意するには時間が不十分だったと釈明し、イスラエルのガザ住民への対応が「虐殺に等しい」と非難。


、、、中国は今、自由主義陣営のG7に対抗する、「中国クラブ的経済同盟」とも言える、BRICS加盟国(BRICS-Plus )の拡大、結束に躍起になっているが、現在、ウクライナへ侵略を仕掛けているロシア、それを支援する中国が、他国間の紛争に何か言える立場ではないだろう。中国は、G7に対抗する国際的覇者の立場を狙っているのだろうが、外交音痴の中国の認識不足が鮮明になっただけだ。経済同盟の場で、各国に政治的立場の表明を狙ったこと自体、出過ぎた行為ではないのか?ロシアは侵略でウクライナ市民を殺害し、ハマスはイスラエル市民を虐殺し、パレスチナ市民を盾に熾烈な市街戦に打って出た事実は無視できない。