20230904-00131322-wedge-000-1-viewFireShot Webpage Screenshot #1138 - 'Chinese-Pr中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカによる新興5カ国(BRICS)は2023年11月21日、オンラインで臨時首脳会議the extraordinary joint meeting of BRICSを開き、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの情勢について協議した。
臨時首脳会議には、中国の習近平国家主席Chinese President Xi Jinpingやロシアのプーチン大統領 Russian president Vladimir Putinらの他、新たにBRICS加盟が決まったサウジアラビアやイラン、アルゼンチンなど6カ国の代表とグテレス国連事務総長も出席した。
ANI-20231121164913各国の政府やメディアによると、プーチン氏は人質解放やガザからの市民退避に向け、人道的な戦闘休止が必要だと指摘。習氏も即時停戦や人道支援拡大を訴え、共同声明を出す予定だったが、ロイター通信によると、合意に至らなかった。
議長国である南アのラマポーザ大統領 President Cyril Ramaphosa:写真右上中央 は、合意するには時間が不十分だったと釈明し、イスラエルのガザ住民への対応が「虐殺に等しい」と非難。
imagesmんbhFireShot Webpage Screenshot #1112 - 'AS20230824003782.jp一方、インドのジャイシャンカル:S. Jaishankar外相:右 は、危機の発端が「10月7日のテロ攻撃」だったと述べ、ハマスを批判した。参照記事 英文記事 過去ブログ:2023年11月歴史的成果が出るのかAPECでの米中首脳会談とBRICS
、、、中国は今、自由主義陣営のG7に対抗する、「中国クラブ的経済同盟」とも言える、BRICS加盟国(BRICS-Plus )の拡大、結束に躍起になっているが、現在、ウクライナへ侵略を仕掛けているロシア、それを支援する中国が、他国間の紛争に何か言える立場ではないだろう。中国は、G7に対抗する国際的覇者の立場を狙っているのだろうが、外交音痴の中国の認識不足が鮮明になっただけだ。経済同盟の場で、各国に政治的立場の表明を狙ったこと自体、出過ぎた行為ではないのか?ロシアは侵略でウクライナ市民を殺害し、ハマスはイスラエル市民を虐殺し、パレスチナ市民を盾に熾烈な市街戦に打って出た事実は無視できない。

nappi11 at 00:02│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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