arbe9661-fig-0001-mK10014197801_2309161508_0916150953_01_04ヨーロッパでの難民申請者migrantsはことし2023年、2015年の難民危機以降最も多い100万人に達する勢いで、EU=ヨーロッパ連合の加盟国の一部は自主的に受け入れを表明しているが、ドイツが受け入れの停止を表明するなど、波紋が広がっている。今後は大規模な洪水によって混乱が広がるリビアからも多くの人が逃れてくるという指摘もあり、各国が連携して対応にあたることができるのか、注目される。映像と記事
FireShot Webpage Screenshot #1001 - 'イタリア南部イタリア南部のランペドゥーサLampedusa島では、9月11日以降、地中海を船で渡って到着する人の数が急増し、12日からの2日間では島の人口より多いおよそ7000人に上った。地元メディアは、多くがアフリカの母国からチュニジアTunisiaを経由してきた人で、イタリア政府は船でほかの場所に移送する対応にあたっているが、収容施設に入れない多くの人が屋外で寝泊まりを続けている。UNHCR=国連難民高等弁務官事務所のソルトマーシュ広報官は9月15日、「最前線にある国に任せるだけでなく、責任を共有することが重要だ」と述べ、周辺の国々に協力を呼びかけた。国別で最も多かったのはシリアからのおよそ6万7,000人で、1年前より47%増えた。

K10013985581_2302200618_0220062707_01_02ヨーロッパではすでにロシアの侵攻を受けたウクライナからの避難民
Ukrainian Refugeesを多く受け入れていて、ウクライナ以外の移民や難民への支援が行き届かない国もあるとみられる。UNHCRによると2023年2月ukraine-refugees_v2.1 new15日の時点で、ウクライナから国外に逃れ、避難民となっている人数は807万人を超えていると言われていた:右図。
集計の取り方、特にロシアへの出国者の判別(一部のウクライナ人へはロシアがパスポートを発行したので帰国ともとれる)などで大きく誤差があるようだが、左の2023年3月の図でも避難民総数は約810万人とされ、欧州ではポーランド、ドイツが100万人以上受け入れているとある。米国、カナダへも多くが避難した。
2023年9月12日記事では、ロシアの侵攻以来、約670万人のウクライナ人が国を離れたとされ、戦争が長引けば長引くほど、これらの難民は受け入れ国での新たな生活を定着させることになり、その結果、ウクライナでは大量の人口流出が生じることになるとしている。ウクライナ難民の帰国を妨げているのは戦争だけではない。photograph-of-a-moth多くは戦後の経済復興の効率にかかっている。新しい研究は、戦闘が終わっても最大330万人が戻ってこない可能性があると警告している。(この国で本格的な国勢調査が実施されたのは、2001 年の 1 回だけで、ウクライナの人口は 4,850 万人であると結論付けられていた。) ニュース映像  英文記事 英文参照記事 

nappi11 at 00:01│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2023年09月17日 09:38
2015年の国連予想では、2100年にウの人口は2600万程度になるとされていた。
今は2000万を切りそうな勢い。ドニエプル川の東には誰が住んでいるだろう。
2. Posted by 甲東   2023年09月17日 16:14
ウの東半分にイスラエルがお引っ越しというのはどうだろう。先祖返りの感もあるし・・・ユダヤの大金持ち達が、ついでにウも援助するだろうし。

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