ウクライナ保安庁(SBU)は2023年9月15日、最高会議(国会)議員のネストル・シュフリチ議員Ukrainian deputy Nestor Shufrychに対して、国家反逆罪容疑を伝達した。刑法典では、最大15年の禁固刑が想定されている。同氏は、親露政治家と知られ、1998年から最高会議議員に連続当選してきた人物。2019年には、政党「野党生活党」から当選していた。なお、同党は、2022年2月24日のロシア軍による全面侵略戦争の開始後に、禁止された。シュフリチ容疑者は、ロシア連邦保安庁(FSB)のエージェントとして、ウクライナ国内で
ロシアのエージェント活動の調整を行っていたヴォロディーミル・シウコヴィチVolodymyr Sivkovych元国家安全保障国防会議(NSDC)書記;右 と緊密に協力し、課題を遂行してきたのだという。シウコヴィチ氏は2014年にモスクワへ逃亡して以降もウクライナに対する破壊活動を続け、今回7月に反逆罪でr起訴された
オレフ・クリニチOleh Kulinych元SBUクリミア自治共和国局長:左 の監督を行っていたのもシウコヴィチ氏だったという。またすでにキエフで、シウコヴィチ氏に協力していた15人が摘発されている。
シュフリチ容疑者の嫌疑の1つは、情報分野での工作活動であったと指摘され、同氏は「ウクライナは人工的に作られた国家」「ウクライナとロシアの歴史は1つ、ウクライナ人とロシア人は1つの民」などというロシアのナラティブ(narrative:言い分)を体系的に拡散することで、ウクライナ社会に親露的感情を醸成しようとしてきたと説明されている。参照記事 英文記事 英文記事
NATOも指摘しているが、ウクライナは汚職、横領の多い事でも知られており、最近では政府の住宅建設部門トップが横領で摘発され、ウクライナのオリガルヒ大富豪 olygarchsの一人イホル・コロモイスキーIhor Kolomoisky;左(青シャツ)が、横領や違法蓄財容疑で逮捕された。彼には、2013年から2014年にかけての総額58億フリヴニャ(約232億円)の違法取得容疑もある。参照記事 英文記事 英文記事

