
また、「我々は多くの問題を抱えている」とし、「招待を受けてロシアに来てくれてありがとうございます」と述べた。金氏は、「私たちのロシア訪問にこのような関心を寄せていただき、とても感謝している」とプーチン氏に伝えた。そして、「私たちは帝国主義との戦いで共にあり続けると、確信している」と述べた。参照記事
、、、、記事の冒頭を読んだだけで読む気が失せた。21世紀の、地球規模で未来を見るべき時に、すでに死語に近い帝国主義(imperialism, Caesarism)まで持ち出されては唖然とするしかない。現代で、専制的で武力に頼る帝国主義に当てはまるのはロシア、中国、北朝鮮しか見当たらず、3国に共通するのは独善的、排他的、かつ時代錯誤な主義を金科玉条としている事だ。
すでに中国、北朝鮮が、直接、間接的手段でロシアへ弾薬を供給していると指摘され、彼らもそれを否定しない。排気ガス臭いと言われた地球は、すっかり硝煙と死臭臭くなってしまった。
日本が人種差別、植民地主義に最後まで抵抗し、その後に資源の枯渇が問題化すると同時に、中露による経済的植民地主義がはびこるとは誰も想像しなかった。想像はしていても、手を打つのが遅すぎたのかもしれないが、世界は、それをビジネスチャンスと見る資本主義にアイマスクを掛けられ、中露の動きが見えなかったのかも知れない。だから悪いのはお互いだとしても、国際政治に侵略以上の悪手(あくしゅ)は無い。それも、姿も見えないナチズムや侵略者に妄想で突き進むとは、、、。参照記事 過去ブログ:2023年7月ナチスのチェコ併合とゼレンスキー氏の歴訪 EUも結束:5月中国経済の息切れか?若者の失業率20.4%:5月ロシア軍 多くの部隊が戦力不足と雲隠れの中国:4月習近平体制は滅んでしまえ!と石平氏語る:3月露は「スターリン体制」化で 国内引き締め弾圧強化:2022年海底ガスパイプライン「ノルドストリーム1、2」でガス漏れ?:9月プーチン大統領のリムジンに暗殺未遂と露の「汚い戦争」:2022年7月黒海のイルカ5000頭が戦争が原因で死亡?とドンキホーテ:
今後中露は、これまで以上に北朝鮮擁護に回り、国連では常任理事国5カ国(中国、フランス、ロシア連邦、イギリス、アメリカ)の立場を悪用し、時には拒否権まで使って北への経済制裁決議を粉砕していくようだ。専制国家の広報室と化した国連は、無力な金食い虫となるのか?北朝鮮の「ベラルーシ化」は、日本にとっても憂慮すべきことだ。今後日本が国連で北朝鮮の行為を非難しても、議題としてさえ採択されず、何も状況は好転しないのが明白だからだ。