09_05_thumb_03-01-02ロシア義勇軍 司令官独白「祖国は狂った」ロシアと戦うわけ」と言うNHkの記事で、ヨーロッパ総局記者 渡辺信 c3d2db7bc8a25d76e3e15d854ffe102dc4d7456dWatanabe Shin氏:左 が、ロシア人としてあえてウクライナ側に立って、軍事侵攻を続けるロシアと戦う「ロシア義勇軍Russian Volunteer Corps・RVC」の司令官・カプースチンDenis Kapustin(also known as Denis Nikitin)氏とウクライナの首都キーウで2023年8月に単独インタビューを行い、なぜ、彼らは“祖国”ロシアと戦うのかに迫った内容が報道された。元記事は長文で、以下は、当ブログでの、その抜粋、編集内容であり、全文は上のリンク先元記事で読めるが、元記事が何時までネット掲載されるかは不明なので一部をブログに記録する。紹介映像 参考映像:ウクライナの大規模反転攻勢のカギ握る?「打倒プーチン」目指す2つの“ロシア軍”【TV TOKYO International】

09_05_13-1ロシア義勇軍司令官 カプースチン氏:「プーチンは恐怖だけで支配している。誰もが彼を恐れている。プーチン反対派も賛成派もどちらもだ。ロシアの人々の『恐れ』が続くかぎり、プーチンは権力の座に居続ける。しかし、我々は違う。SNSで文句を言うだけでなく、プーチン反対の意志を明確にして、実際に銃を手に取ったのだから。我々ロシア義勇軍は、怖がることをやめたロシア人の集団だ」

二つの“義勇軍”:ロシアの軍事侵攻では、ウクライナ側に立って戦う2つのロシアの義勇兵組織の存在が知られている。
09_05_10カプースチン氏が率いる「ロシア義勇軍」:右。そしてもう一つが「自由ロシア軍(Free Russia Legion,Liberty of Russia Legion,Вільна Росія 自由なロシア)」だ。しかし、それらの規模や作戦への関与、ウクライナ軍とどのように連携しているかなど、実態はよくわかっていない。志願者で構成されるロシア義勇軍は、カプースチン氏の友人や知人を中心としたメンバーが集まり、2022年8月22日に結成したという。ロシアの軍事侵攻が始まってから、半年後のタイミングだ。

ロシアへの越境攻撃:カプースチン氏は「あくまで公式には」と前置きした上で、ことし3月から6月にかけてあわせて4回の越境攻撃を行ったと打ち明けた。①2023年3月2日・ブリャン3f30b614スク州、②2023年4月6日・ブリャンスク州、③2023年5月22日・ベロゴロド州、④2023年6月3日・ベロゴロド州への攻撃だ。

d5e037aamんjhこのほかにも、ことしに入ってから首都モスクワも含めてロシア国内では無人機による攻撃が相次いでいるが、「ロシア義勇軍」が関与しているのか質問すると、カプースチン氏は大笑いして、「いまは、まだ、そのようなことは話せないよ、ミスター・ワタナベ。勝利の時まで待とうじゃないか」とはぐらかし、武器の入手先や資金源などについても明らかにしなかった。気になるウクライナ軍との連携については、カプースチン氏は全面的に協力しながら、ロシア領内での攻撃については自らが独自に判断して行っていることを打ち明けた。一方、欧米諸国の軍事支援のあり方を批判し、「ウクライナの兵士は、プロ意識と勇敢さの両方で際立っているし、十分なモチベーションを維持している。必要なのは欧米諸国の最新の兵器だ」と述べた。

fc9bbc6a5eae29c4f77750813e8c832eもう一つの義勇兵組織:「自由ロシア軍」:右 との関係について、「もともとウクライナで捕虜となったロシアの兵士や将校たちが結成したものだ。我々が登場したとき、多くの人々から混同された」と述べると同時に批判もし、「きのうまで捕虜だった連中を信頼できるはずがない。きのうはプーチンのために戦い、きょうはゼレンスキーのために戦うと言う。きのうはロシアのためにと言い、きょうはウクライナのためにと言う」と評価した。

一方で、「自由ロシア軍」には、無人機を操縦できる構成員も多く、迫撃砲などを備えた部隊も充実している上、自分たちとは違う役割を果たしていると強調した。「政治的な見解の違いなどの理由から、自由ロシア軍はロシア義勇軍に入りたくないという人たちの受け皿になっている。我々は右翼的であり、保守的な価値観を重んじ、ロシア人を第一と考える民族主義的な見解を隠していない。結局のところ、『自由ロシア軍』は、我々よりも中道的だということだ」と解説した。

09_05_04主義はさておき自身について、「我々は『良いことをしている悪者』だと思ってもらえればいい。怖くて頭のおかしい過激派だと思わせておけばいいのだ。もっとも重要なのは、我々が何をしているかということだからだ。命を救う。ウクライナの兵士を助け、市民を守る。我々は侵略者と戦っているのだ」と、今行動する事に重点を置いていると強調した。写真は、ロシアに越境した時の様子 背景はロシア国内の郵便局

09_05_12-2欧米の支援は“負けさせず、勝たせず”:ウクライナ軍の反転攻勢についてカプースチン氏は、現状は困難を極めていると率直な見方を示した。「ロシア軍の広範な地雷原やざんごう、統制の取れた防衛線を攻撃するのは難しい。誰もが、この反転攻勢を、去年(2022年)秋の反転攻勢と比較しているが、この比較は間違っている。あのとき、ウクライナ軍は、十分な準備ができていないロシア軍の陣地に攻め込んでいったが、いまは、敵はほぼ1年かけて、いたる所を掘って地雷を埋設した。状況は、まったく異なってしまった」と。写真は2023年8月の南部ロボティネRobotyne.苦戦の末奪還した。

何をもって「勝利」とするか:カプースチン氏は、ロシアとの戦いにおける「勝利」とは「ソビエト崩壊直後の1991年の国境線までロシア軍を撤退させることだ。つまり、ウクライナの領土からのロシア軍の完全撤退だ」と述べ、原理原則を譲らないという立場だった。朝鮮戦争のように『休戦』することはあり得るか」と質問すると、「そうなれば、実質的にはロシアの勝利だ。休戦なので、ウクライナもロシアも勝利しないが、ロシアは、新たに領土を獲得したことになる。つまり、ロシアは大きくなり、ウクライナは小さくなるということだからだ」と答えた。ただ、同氏は、仮に、ウクライナ国内にロシアによる占領地が残る形で「停戦」や「休戦」になった場合でも、「国際社会はウクライナの味方であることは変わらない」と述べ、「ウクライナが負けたとは単純には言えない」という見方も示した。

09_05_06見果てぬ夢か、それとも…:同氏は、最終的には、ロシアのプーチン政権を倒し、体制転換を実現させ、「新しいロシア」を作りたいと考え「すべての隣国との和平を達成し、日本の北方領土、クリミアやウクライナ東部などは、すべて返還し、すべての国の人々と平和を築く必要がある。それにより制裁を撤廃してもらい、新たな経済重視の路線を選択する」「ロシアはブリヤート人やヤクート人など、多くの民族が住む多民族国家だが、彼らが文化的、領土的、経済的にもロシアからの分離を望むなら、私は何も反対しない」と述べた。「大統領を目指すのか」と質問すると否定せず、「、、どんな国家になるのか、見てみようじゃないか。何度も言うが、私は、この国の将来のために、最も効果的な役割を果たしたいのだ」と、、。

なぜ祖国に銃を向けるのか?:どんなに大義があっても、自らの祖国であるロシアに銃を向けることに疑問を感じないのかに彼は、「私は、全く矛盾した感情を持っていない。祖国ロシアは狂ってしまったと思っている。私はロシア一の愛国者だったし、いまでもそうだ。そして、私は生涯、ロシアのナショナリストであり続ける」と言い、最後に彼は、日本語で「サムライ」という字を書いてほしいと言ってきたので、渡辺氏が手書きで文字を渡した。過去ブログ:2023年3月ウクライナに使い捨てカイロ再度到着と「ロシア義勇軍」:以上元記事より抜粋、編集 参考:ロシアに衝撃 ウクライナ側に立つもう1つの『ロシア軍』とは 

3dc340fd んm、、、義勇軍の他に、ウクライナでは市民の抗戦組織パルチザンも広範囲で活動しており、ウクライナでの破壊活動を行っている。表には出て来ないが、ロシア軍の位置情報伝達など、危険で重要な活躍をしているようだ。彼の言う、プーチンが恐怖でロシア支配をしているとは、一つの現実だと筆者も思うし、それは今の中国、北朝鮮にも共通すると見ている。彼らは、自由主義世界とは反対の存在であると、、。

しかしそんな彼らが、国の発展の糧(かて)を、そして外の自由主義社会との共存を求めるなら大いなる矛盾であり、求めざるを得ないのが現実であれば、其の世界の価値観を尊重すべきである。それをしないから、自国民にさへ「狂っている」と言われるのだ。 過去ブログ:2023年9月イタリア首相、一帯一路からの離脱を中国首相へ伝達:9月国連で中国が一方的持論を述べる:9月ロシアの外交がいかに破綻したか 先行きは?:2022年6月「新疆公安文書」流出の衝撃 暴かれた中国の嘘:2018年2月世界は中国警戒で再結束 その流れ



nappi11 at 00:02│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2023年09月13日 05:21
アルメニアと米の合同軍事演習がアルメニア国内で始まった。初日は、どちらも100人前後の参加で、閲兵式のような感じだが。建前は、国際平和維持軍としての連携力up。
凄い、面白い。

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