e4c085d-erdogan-putin-sochi--screenshot-ria-novosti-2023年9月4日にソチ Sochiでエルドアン大統領Turkish President Recep Tayyip Erdoğanと会談する前、プーチン大統領Russian President Vladimir Putinは、穀物協定へのロシアの参加について協議する用意があると述べていた。
しかしプーチン大統領は会談後、ロシア政府は7月に離脱した黒海穀物イニシアチブに直ちに復帰する準備ができていないと述べ、ロシアに穀物協​​定に復帰させるために、以前の要件を満たすよう要求し、「ロシアは穀物協定を再開する用意があり、合意された約束がすべて履行され次第再開する」とした。またプーチン大統領は、欧州市場向けのロシア産穀物や肥料に関連する制裁の一部を解除する予定であると述べた。英文記事:Erdoğan fails to convince Putin to resume grain deal
、、、記事タイトルは、エルドアン、穀物合意開始の説得に失敗とある。電話でも出来るような協議で、わざわざ2首脳が会ったのは、双方とも世界向けのパフォーマンスだったのだろうか?何か別の、もっと重要な相談でもあったのだろう。個人的には、黒海の天然ガス絡みではと思っている。
a3ad3f75ff1ab750重要なのは、ロシアとウクライナの紛争が2023年から2024年の冬の間も続くと、食料と同じく、或は、それ以上に世界のガス供給の必要性が増大することになるだろう事だ。黒海に接する東欧だけ見ても、現在トルコは、黒海で最大規模の埋蔵量と言われるサカリヤ(Sakarya)ガス田gas field を2020年に黒海で発見し、ここから他国へも供給可能な状態だ。国際的には違法だが、現在ロシアは、クリミア半島周辺海域を、武力で自国領海として制圧し、黒海内の他国籍船舶の航行を監視、威圧、妨害している。冬も迫り、トルコがロシアに、このガス田での安全操業の確認を行い、自国の権益だけは守ったと言うのが筆者の推論だ。
5b304fd9-s尚、ブルガリアへ送られていた、黒海経由の露産天然ガスパイプライン(図ではSouth streamだが、黒海部分全体をTurk stream、Turkish streamとも表記され、トルコまで稼働しているとの記事もある 英文記事 )は、ウクライナ戦争以降止められており、ブルガリアは現在、a4e2e083トルコからLPGを輸入していると、当ブログでは記録している。右は、正規なウクライナ領海(茶色)。トルコだけでなくウクライナにとっても、クリミア半島を奪還し、安全な自国領海の確保は、安全保障上、及び経済的に領土奪還と同じく非常に重要だと思われる。 英文記事 過去ブログ:2023年8月露軍を悩ますウクライナの高速水上ドローン攻撃と領海:4月トルコ経済に朗報 自国領海での天然ガス供給開始: 


nappi11 at 00:01│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2023年09月06日 06:06
ウが、ロシアが穀物施設攻撃のために飛ばしたドローンが、ルーマニア領内に落ちた、と言ったと。ルーマニアは、落ちてへんわ、と言い返したと。巻き込まんといて、という感じか。モルドバのおばちゃんなら、落ちた、落ちた、攻撃だ、ですね。
ルーマニアはEUの様子伺いしないと・・・
2. Posted by 甲東   2023年09月06日 10:06
ルーマニアの一人当たりGDPはポーランドに近づきつつある。国民の10%程度がジプシーと言われている事を考えるとなかなかかも。
EU首脳から見ると、汚職防止も結構進んでいるとか。2021~27年の7年間で、最大約13兆円の支援金が貰えそうと。旧ソ連圏では汚職はつきものの様です。お役所仕事という言葉も健在とか。

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