ウクライナが水上ドローンに続き、水中で密かに接近して目標物を攻撃する大型自立型水中ビークル:autonomous underwater vehicle (AUV) 、または unmanned underwater vehicle (UUV)、を開発した。この水中ドローンが戦争の版図を変えることができるか注目されている。このプロジェクトは、同じくウクライナで開発されているトロカファミリーのAUVToloka family of AUVs とは別のものである。
2023年8月27日(現地時間)、英テレグラフ、ネーベルニュースなどの外信によると、初の海軍ドローン旅団を創設したウクライナは最近「マリチカ(Marichka: МАРІЧКА )」という名前の新たな水中ドローンを公開した。長さ6メートル、幅1メートルで、作戦範囲は1000キロメートルに及ぶ無人潜水艇(UVV)。単価は 1,600 万 UAH と記載されており、これは 433,000 米ドル(約6300万円)に相当 アニメ動画 記録映像 このドローンは軍艦、ボート、潜水艦、海岸要塞、橋梁の柱を攻撃するように設計されており、爆発物の代わりに軍用または民間用の貨物を輸送し、偵察機能も遂行できる。マリチカは今後、ロシア黒海艦隊の資産だけでなく、ロシアの主要インフラや施設を目標とした作戦に活用されるものとみられる。ただし、どのようなテスト段階にあるのか、どんな攻撃能力が在り、いつ大量生産に入るのか等まだはっきりしていない。

グローバル海軍専門メディアのネーベルニュースは「これまでウクライナは海上ドローン(USV)が海でのほぼすべての攻撃を遂行したが、今後はマリチカも役割を果たすだろう」とし「特にマリチカは潜水して移動するため防御が非常に難しく、戦艦にとってより破壊的になり得る」と評価した。右下はすでに実戦配備され、戦果を挙げている水上ドローン:Ukraine's Maritime Drones (USVs) 英文記事 参照記事 
