現在のところ、西側諸国が供給した戦車や装甲車が、戦況をウクライナに大きく有利なものに変えたという証拠はほとんどない。ザポリージャ州Zaporizhia OblastオリヒウOrikhiv市近郊では、反転攻勢の最初の数日で、戦車「レオパルト」や「ブラッドレー戦闘車」数台が損壊した。西側から装備や訓練を供給され、ロシアの防衛線突破を狙っていたウクライナの第47旅団は、すぐに地雷に前進を阻まれ、その後、砲撃の標的となった。西側諸国の装甲は、ウクライナ部隊のそれより高い防御能力を備えている。だが、ロシアの地雷の列を突き破るには至っていない。これこそ、ウクライナの前進を阻んでいる最大の障壁の一つだ。破損した車両は可能な限り修理されている。それでも、東部バフムトBakhmut、その南部では、ウクライナ軍が徐々に占領地を奪還している。また、ウクライナ南部では、地雷原に苦戦しながらもメリトポリMelitopolとベルディアンスクBerdyansk方面へ進撃している。 映像:バフムトで露軍の塹壕を攻めるウクライナ軍
ロシア軍は現在、遠隔操作ができる地雷を使っている。ドローン偵察部隊のドクさんは「我々の兵士が塹壕に入ると、ロシアはボタンを押して地雷を爆発させ、我々の友人を殺す」この戦術はここ2週間ほど使われている。ドクさんはこれを「新しい兵器」と呼んでいる。記録映像:閲覧注意
タルナフスキー司令官は、ウクライナ軍は「困難で苦痛を伴う仕事」をしていると話す。「どんな防衛も破ることはできるが、それには忍耐と時間と巧みな動きが必要だ」。また、ウクライナは徐々に敵を消耗させていると信じていると話した。さらに、ロシアは兵力を失うことを気にしないし、最近のロシア軍の指導者交代は「すべてが大丈夫ではないことを示している」と説明。その上で、ウクライナはまだ主要な攻撃部隊を投入していないと示唆した。参照記事 英文記事
ウクライナ国家警察は7月26日、警察官襲撃旅団「憤怒(Лють)」連隊「ツナミ」隊員が東部ドネツィク方面にて、ロシア空挺部隊兵グループを殲滅したと報告した。ロシア兵を載せて走行する兵員装甲車がウクライナ側の待ち伏せを受け。全員殲滅されたと思われる映像 連隊名が、なぜ日本語のツナミなのかは不明。映像でロシア兵は、地上の銃撃とハイマースの精密砲撃を受けている。 参照記事 映像記事 予備映像 過去ブログ:2023年7月衛星でベラルーシにワグネルの宿営地確認?とポーランド、日本:6月領土放棄をウクライナに迫る国に、自国領をロシアに渡せ:2月ゼレンスキー大統領が決戦場を指摘と日本の在り方:
コメント
ある程度以上の国でこんな例は無いのでは・・・隣人がえげつなかっただけだろうか。ど素人の想像だが、思い込みが激し過ぎ、突っ走り過ぎるのでは。現在は右派政権だが、(露の侵攻に関係無く)徐々に勢力を拡大している。11月に総選挙があるが、右派圧倒だろうなー。
これを受けて、ウはポ大使を外務省に呼び出し、ウが恩知らずだとの発言は現実を反映しておらず、容認できない、と伝えたと。
ポは、EUが認めなければ単独で輸入禁止にすると。
裏で相当えぐい事前のやり取りがあったのだろうが、何だかなー。昔、えぐい虐殺のしあいもあったしなー。いろんなことが白々しく見えてくる。
歴史を知る人から見ると、ロシアに対抗したポーランド・リトアニア共和国の再興です(16世紀、ルブリンで2国の合体合意。この頃のリトアニアはベラルーシ、ウを含んでいた)。1600年頃にはモスクワを占領し、ロシアの王家が変わるきっかけを作っている。
プッツンするでしょうね。ご要望に応えてかかって来た。何か問題でも・・・こんな感じでしょう。