北朝鮮メディアによると、正恩氏は北朝鮮が「戦勝節」と呼ぶ朝鮮戦争休戦協定締結日(2023年7月27日)を控えた26日、ロシアのショイグ国防相Russian Defense Minister Sergei Shoigu、中国共産党の李鴻忠政治局員と平壌でさまざまな活動を共にした。
北朝鮮が新型コロナウイルス感染症対策として2020年初めに国境を封鎖して以降、外国要人の大規模な訪朝は今回が初めてとなる。
とりわけ、プーチン大統領の親書を携えたショイグ氏らロシア代表団の訪朝は、現在の国際情勢と相まって注目を集めている。ウクライナへ侵攻したロシアの国防トップがモスクワから遠く離れた北朝鮮へ足を運んだ背景には、単なる記念行事出席という公表した目的以上の狙いがあるとみられている。ショイグ氏は26日、正恩氏と面会して親書を手渡し、強純男(カン・スンナム)国防相と会談した。参照記事 映像ニュース 2017年9月に採択された国連制裁決議2375は、北朝鮮の全ての繊維製品の輸出を禁じているが、北朝鮮が国連制裁に違反して、ウクライナ派遣のロシア兵用の軍服等を生産してロシア向けに密輸しているという報道は以前からある。経済制裁に喘ぐ北朝鮮は、この他、下着、軍靴なども含め、密輸によってしっかり外貨を稼いでいるという。幾ら国連で決めても、常任理事国ロシアからして守らないのであれば意味が無い。そもそもミサイルの開発は、ロシアが教えたと言われている。 参照記事