FireShot Webpage Screenshot #522 - 'クリミアプーチンロシアの実態には、選民思想の背景が在るのではと思索し、過去に、それに言及した人物はいないかと検索していた。するとロシアのクリミア強制併合時の「クリミアは不可分の存在、西側諸国を批判=ロシア大統領」というロイターの2014年3月18日の記事がヒットした。右は、約10年前のクレムリンのプーチン氏。なぜかロイターは、すでに両手を挙げた写真を掲載していた。
何とその古い記事ではプーチン氏が「クリミアは、われわれすべてにとり歴史的な重要性を持つ、、、国民の心のなかでは、クリミアはロシアといつも不可分の存在だったし、いまもそうだ。」との彼の発言を紹介し、プーチン氏が「米国をはじめとする西側諸国は、政策遂行に際し、国際法でなく、銃による支配を好んでいる」と批判。「(西側諸国は)例外論や選民思想を信じるに至った。世界の運命は自ら決めることができ、正しいのは自分たちだけだと信じている」とした。、、との記事になっていた。
プーチン氏が、米、西側は、選民思想idea of being part of a chosen people elitism:選ばれた人々の一員であるという考え,エリート主義)からロシアを非難していると述べていたのだ。この言葉、狭義ではユダヤ人の思想のことを指すが、西側にはそれ以外の民族も多いので、現在の創作物の多くで使われる“否定されるべき悪党の思想”としての意味で使ったのだろうが、筆者には意外だった。
当時のプーチン氏の発言から10年近く経った今、プーチン氏の行動の背後には、正にその“否定されるべき悪党の思想”(選民思想)があると思っていたからだ。思い上がった悪の考えで西側を非難し行動しているとの、当時のプーチン氏の指摘は、そのままそっくり、今のプーチンロシアに当てはまる。それほどに、彼の発言や行動には、一片たりとも正論と言える部分が見当たらない。もっとも、在ったとしても、侵略と言う今世紀最悪の影に埋もれ、陽に当たる事はないだろう。  参考:ユダヤ人と私 その12 選民思想と「エスノセントリズム」:
630_360_1655161613-389米ホワイトハウスのジャン=ピエール報道官は2023年7月24日、ロシア首都モスクワ中心部への無人機攻撃を非難するロシアへ対し、これはロシアが始めた戦争の結果であり、クレムリンは平和な町に対する凄惨な攻撃を続けるのではなく、ウクライナから自国軍を撤退させることでいつでも同戦争を止めることができるとコメントした。そして同氏は、「ロシアはオデーサにて港を爆撃し、ウクライナの民間人を死傷させ、ユネスコの歴史遺産施設を破壊し、また世界中の外国のための何万トンの穀物も破壊した」と指摘した。参照記事 、、、、21世紀に、こんな悪党が存在するのだ。過去ブログ:2023年7月ロシアがウクライナ南部ドナウ川の穀物倉庫破壊

nappi11 at 00:01│Comments(3) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2023年07月27日 06:25
どこかの国では、素っ頓狂な田舎モ~ン丸出し集団が我が物顔で宴会をしていた。少し大げさに言えば選民思想なんでしょう。
真っ赤なポルシェでご通学、部下を直ぐ罵倒したり、変にイスラエルと仲良しだったり、家系図を誇らしげに掲げたり、お坊ちゃま達も飛びます飛びます。世襲制を続けるなら傅制度必要。
2. Posted by 甲東   2023年07月27日 06:56
ユダヤ教にもイスラム法(シャリーア)と同じ様なものがある。タルムードと言うもの。5世紀頃までに出来た生活規範集です。
タルムードには、非ユダヤのことをゴイム(家畜という意味合いもある差別語)と表現するなどの独善的選民思想が書かれていると。
まー、難しく言わずに、自己中、と考えれば事足りる。
3. Posted by 甲東   2023年07月27日 09:08
日本では余り報じられないが、選民思想の本家では、司法の判断を無視しうる法案が通った。選民、がこれですヨ。笑う。
ご本人は心臓の調子が悪いと・・・毎日、オドオドでしょう。やらかしそうだが。

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