ウクライナ南部のドナウ川River Danube沿いの港で2023年7月24日、ロシアのドローン(無人機)による攻撃があり、穀物貯蔵施設が破壊された。現地当局が発表した。 破壊された施設は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のルーマニア Romaniaから、ドナウ川を挟んだだけの至近距離にある。 当局によると、4人が負傷し、うち1人は重傷だという。写真は、grain stores in Reni の惨状。映像:Nato国境から300mの港を爆撃するロシア
ロシアは2023年7月17日、ウクライナが黒海経由で小麦やトウモロコシなどを輸出できるようにする協定から離脱した。そのため、ドナウ川はウクライナにとって重要な輸出ルートとなっている。 黒海の港湾都市オデーサ Odesaも毎晩のように攻撃を受けており、穀物倉庫が破壊されている。 当局によると、この1週間で6万トン以上の穀物が被害を受けている。 映像:ロシア・オデーサを“報復攻撃”その狙い
穀物の世界市場では、ロシアが輸出協定から離脱してから1日のうちに、穀物価格が8%上昇した。 協定の破棄を受け、ロシアはウクライナの港湾に対する攻撃を再開させている。
オデーサ州のオレフ・キペル知事Odesa head Oleh Kiperは、州内のドナウ川のレニ港Reniとイズマイル港Izmailが、ロシアによって4時間にわたってイラン製ドローンで攻撃され、穀物の貯蔵施設が破壊されたという。 別の現地当局者らは、倉庫3棟が爆撃されたとしている。 キペル氏によると、攻撃してきたドローン約15機のうち3機を防空網で破壊したという。
ルーマニアのクラウス・ヨハニス Klaus Iohannis大統領は、同国に「非常に近い」場所で攻撃があったと、ツイッターで非難。 「最近の状況悪化は、黒海の安全保障に深刻なリスクをもたらす。UA(ウクライナ)の穀物輸送と、ひいては世界の食料安全保障にも、さらなる影響を及ぼす」とした。映像記事:オデーサ・クリミアで攻撃激化:
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナから穀物を輸入していたアフリカ諸国に対し、ロシアが「商業ベースでも無償ベースでもウクライナの穀物を代替できる」としている。 モスクワでは今週、ロシア・アフリカ首脳会議が予定されている。
ウクライナは世界7位の小麦輸出国で、欧州の穀倉地帯と呼ばれる。国土の71%を農地が占めている。川を通って輸出された穀物は昨年、200万トンに上った。それ以前の通年は60万トンで、ドナウ川経由の重要性が増していた。しかし、これらのルートで運べる量は、ウクライナの本来の輸出量のごく一部でしかなく、また、海上輸送に比べ、物流コストがはるかに高い。参照記事より抜粋 英文記事 過去ブログ:2023年7月ウクライナが黒海の露軍用運搬船を攻撃対象と公表と戦況:7月EUがロシアの港湾攻撃は世界的食糧危機を起こす暴挙:7月露のウクライナ攻撃で中国への農産物6万トン失われる。:、、、これでもアフリカ諸国が、ウクライナを今も小ロシアとして苛め抜くロシアの施しにすがるなら、アフリカ諸国はプライドのかけらも無いコジキでしかない。
ロシアは2023年7月17日、ウクライナが黒海経由で小麦やトウモロコシなどを輸出できるようにする協定から離脱した。そのため、ドナウ川はウクライナにとって重要な輸出ルートとなっている。 黒海の港湾都市オデーサ Odesaも毎晩のように攻撃を受けており、穀物倉庫が破壊されている。 当局によると、この1週間で6万トン以上の穀物が被害を受けている。 映像:ロシア・オデーサを“報復攻撃”その狙い
穀物の世界市場では、ロシアが輸出協定から離脱してから1日のうちに、穀物価格が8%上昇した。 協定の破棄を受け、ロシアはウクライナの港湾に対する攻撃を再開させている。
オデーサ州のオレフ・キペル知事Odesa head Oleh Kiperは、州内のドナウ川のレニ港Reniとイズマイル港Izmailが、ロシアによって4時間にわたってイラン製ドローンで攻撃され、穀物の貯蔵施設が破壊されたという。 別の現地当局者らは、倉庫3棟が爆撃されたとしている。 キペル氏によると、攻撃してきたドローン約15機のうち3機を防空網で破壊したという。
ルーマニアのクラウス・ヨハニス Klaus Iohannis大統領は、同国に「非常に近い」場所で攻撃があったと、ツイッターで非難。 「最近の状況悪化は、黒海の安全保障に深刻なリスクをもたらす。UA(ウクライナ)の穀物輸送と、ひいては世界の食料安全保障にも、さらなる影響を及ぼす」とした。映像記事:オデーサ・クリミアで攻撃激化:
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナから穀物を輸入していたアフリカ諸国に対し、ロシアが「商業ベースでも無償ベースでもウクライナの穀物を代替できる」としている。 モスクワでは今週、ロシア・アフリカ首脳会議が予定されている。
ウクライナは世界7位の小麦輸出国で、欧州の穀倉地帯と呼ばれる。国土の71%を農地が占めている。川を通って輸出された穀物は昨年、200万トンに上った。それ以前の通年は60万トンで、ドナウ川経由の重要性が増していた。しかし、これらのルートで運べる量は、ウクライナの本来の輸出量のごく一部でしかなく、また、海上輸送に比べ、物流コストがはるかに高い。参照記事より抜粋 英文記事 過去ブログ:2023年7月ウクライナが黒海の露軍用運搬船を攻撃対象と公表と戦況:7月EUがロシアの港湾攻撃は世界的食糧危機を起こす暴挙:7月露のウクライナ攻撃で中国への農産物6万トン失われる。:、、、これでもアフリカ諸国が、ウクライナを今も小ロシアとして苛め抜くロシアの施しにすがるなら、アフリカ諸国はプライドのかけらも無いコジキでしかない。
コメント
1. Posted by 甲東 2023年07月26日 05:57
毎日の様に、ロシアが攻めて来る、と言っていたモルドバのおばちゃんが静かになった様な。本当に危ないのかも・・・