FireShot Webpage Screenshot #900 - 'znimok-eロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島の親ロシア派当局によれば2023年7月23日までに、ウクライナ軍がロシアの弾薬庫を攻撃し、近隣住民らが避難した。クリミア半島では最近、ウクライナ軍がロシア軍の物資や重要インフラに対する攻撃を繰り返している。ロシア当局は22日、クリミア半島の燃料貯蔵施設がドローン攻撃を受けたとして、ロシア本土とクリミア半島を結ぶケルチ大橋を通行停止にするなど交通に混乱が生じたと明らかにした。

filestoragetemp-2023-07-22t130920-013新たな動画には、半島中心部の村 オクチャブリスコエ:village of Oktyabrskoye in Krasnogvardeysky district,Crimeaにある鉄道駅の近くから立ち上る黒煙が映っている。このうち1本の動画には、少なくとも3回の爆発音が入っていた。

親ロシア派当局者によると、弾薬庫がドローン(無人航空機)で攻撃されたため、半径5キロ以内の住民を避難させ、複数の鉄道路線の運行を停止した。死傷者の報告はないという。クリミア半島の先住民族、タタール人の反ロシア派指導者によれば、爆発現場の村の住民は、ただちに10キロあまり離れた別の村へ避難するよう指示を受けた。

ce78faf4-sクリミアでは7月17 日未明、ロシア本土との間を結ぶケルチ橋Kerch Bridgeで水上ドローンによる爆発が起きたのに続き、19 日にも東部の弾薬庫が攻撃を受けて数千人が避難した。欧米がウクライナ軍に供給した長距離巡航ミサイル「ストーム・ シャドー」が使われたとの情報もある。親ロシア派の発表によると、20日には半島北西部の行政機関4カ所がウクライナ軍のドローン攻撃を受け、1人が死亡した。 ウクライナのゼレンスキー大統領は先日、クリミア半島は同国の不可分の領土だと改めて宣言し、国際法違反のケルチ橋を無力化する必要があると主張した。参照記事 参照記事 英文記事 過去ブログ:2023年7月ロシア軍はウクライナのクリミア橋攻撃で報復攻撃実施:映像:東部のロシア軍塹壕へのドローン攻撃 

630_360_1690098474-15161690092743-183ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、7月22日から23日にかけての夜間、同国南部のオデーサOdesaを再びミサイルで攻撃した。現在までに、死者1名、負傷者22名(内児童4名)が判明している。この攻撃で、ウクライナ正教会(モスクワ聖庁)の救世主顕栄大聖堂にミサイルが着弾し、建物の一部が破壊された。参照記事 1794年に造られた歴史建造物の破壊行為について、ユネスコUNESCOは調査団を派遣すると述べている。英文記事 日本語訳付映像記事による7月25日の詳細な戦況

1000_F_575301441_qvHhU0B9VrxCsj7GE0DiWei3xRJYeK9K、、、、手ごろな映像 ①【ひろゆきvs鈴木宗男】ウクライナ侵攻に持論…ロシアの思惑は?【日本維新の会・副代表】:②ウクライナ侵攻で激論!鈴木宗男、衝撃の動機:が在ったので、鈴木氏の持論をじっくり聞いたが、全く以前と同じだ。それを受け入れる人もいるのだろうが、一部は一種の詭弁で彼の無知を晒している。ロシアがなぜテロ国家と言われるか知っているのか?そもそも、優勢な軍事力で他国領土へ踏み込んだ侵略という国際法違反を継続する国と、それに対する自衛、防衛する両者を、同等に紛争当事国と論じる事は納得できる話では無い。 過去ブログ:2022年6月ウクライナ上空で撃墜のMH17便裁判審理終了オランダ
それはそれとして、最近ウクライナ東部でロシアと日夜対峙する最前線のウクライナ司令官の言葉が記憶に残った。過酷なバフムートでの戦闘の理由を、「多くの戦友が急なロシアの侵攻でこの地で命を失った。今同じ戦場で戦うのは、亡くなった戦友の為とウクライナ人としてのプライドの問題だ。」と語った。そこには、ロシアを打ちのめし、勝利まで闘う決意がにじみ出ていた。鈴木氏は、この感情を理解できても、容認できないだろうが、、。

img_3604_custom-96bd1924e798f709ad5888a3b26d427973da09c3images jhu政治的対立で起きた戦争であっても、最前線に向かうのは感情を持った人間なのだ。政治的決着だけを掲げても、兵士は突撃する。日本の歴史でも起きた事だ。こらえ性の無い大国が小国を襲ったと言う事実だけで、全ての非はロシアに在る。負ければ国が無くなる危機感が、大国ロシアに無くても、ウクライナには在る。鈴木氏がロシアとウクライナを単なる2国と見て、これまでの、小国ウクライナの苦難の歴史やロシアの重大なテロ行為、軍事侵略での国際法違反を無視している事が大きな間違いで、その間違いが、ロシアが連日攻撃を継続する現状で、双方が停戦を行なえと言う、おとぎ話になるのだろう。

dd240b36EU,NATOははっきり言っている。「ウクライナを勝たせねばならない」と。21世紀に、自由主義が大国主義の独裁者の妄想に蹂躙されてはならない。今は、中世期でも、植民地時代でもないのだ、、。screenshot同じことは、フィンランド、スウェーデンの抵抗意識にも見える。すでに政治的停戦の時期はとっくに遠のき、今後、勝敗なき消耗戦を避けるための軍事的停戦が何時になるかだ。プーチンは今、その日の為に、少しでも優位になろうと、無差別攻撃を繰り返している。 過去ブログ:2023年6月ウクライナ人と日本人が持つ共通な歴史: ウクライナは滅びず (ウクライナ国歌) 【カナルビ付き】"Ще не вмерла України - Державний Гімн України  ウクライナ国歌「ウクライナは滅びず」日本語バージョン ウクライナの風景と国歌 映像:バフムトでのウクライナの攻撃 露軍のドローンでのオデーサ攻撃 



nappi11 at 00:02│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2023年07月25日 07:20
昨日、モスクワ市内がドローン攻撃を受けたとか。何か、マスコミが食いつき易い一見派手な攻撃が増えてきた様な。苦しいのだろうが、とんでもないことが起こる可能性も増える・・・もう、とんでもない状況ではあるが。
2. Posted by 甲東   2023年07月25日 19:50
(政治的停戦は無理故)軍事的停戦・・・プの思う壺では。いつ攻めて来るかもしれない状況がずっと続くことになる。プ次第の朝鮮半島方式。
今まで政治的停戦を誰か試みたのだろうか。ある西側の評論家が、ウは昨年3月初旬に早期のNATO加盟は諦めると提案したが、プが一顧だにしなかったと言っている。3月初旬は早すぎだろう。かつ、早期加盟は諦める、と、加盟しない、とは月とすっぽんの差がある。かつ、かつ、プと停戦交渉が出来るのはバイデンのみ。

コメントする

名前
メール
URL
絵文字