20230705135652a98一定期間内に国内で産出された物やサービスの付加価値の総額で、国の経済活動状況を示すGDP(国内総生産)で、2023年時点のトップ10は、米国、中国、日本、ドイツ、インド、英国、フランス、カナダ、ロシア、ブラジルの順になっている。
右の図では、GDPが1兆ドルを達成している国が、その達成年の早い順に示されている。現在もGDP世界一である米国がやはり最も早い1969年で、次に日本がその9年後となる1978年に達成しているのだが、日本はそのわずか20数年前に、敗戦で荒廃した国土から立ち上がり、多くの産業が壊滅的状況だった中で貿易立国にのし上がり、1945年の敗戦から19年後の1964年には東京オリンピックを開催した。米国に比較して人口も少なく国土が狭い日本の、ドン底からの驚異的な復興の速さが改めて注目されている。参照記事 記録映像:1973年の東京・Tokyo in 1973 
634RRTOAUNKF7F5MK7EJ6SNTSM23023004543maxresdefault_20210628153316d50、、、、左の写真は、空襲で焼け野原の東京と1973年の東京の映像から。こんな歴史を知ったからこそウクライナの視察団が、今後の復興に日本をお手本にしたいと言ったのだろう。過去ブログ:2023年7月「最も技術的専門知識がある国」ランキングで日本1位
index hぐ1959年、日本が戦後復興を終えて高度成長に移る前、すでに世界的に有名だった経済学者、未来学者のピーター・F・ドラッカーPeter Ferdinand Drucker氏は日本の人たちに会い、経営者に会って、「この国は経済大国になる」と確信したと述べた。日本人の真面目に努力する姿、協力する姿勢、そういう空気、カルチャー、社会を見て、「大きく経済成長する」と思ったそうで、2005年に亡くなる前には「未来は日本がけん引する」とインタビューで答えていた。其の事を紹介する記事映像:「日本人は本当に奇妙な民族だ」世界的に著名なニューヨーク大学の教授が語った日本があまりにも特殊な理由: 参考:ドラッカーが「最高の未来学者」と評される所以「ドラッカー氏が日本に期待する5つの強み」

nappi11 at 00:01│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2023年07月07日 07:23
得意の物づくりがどんぴしゃはまったのでしょうね。
世界を牽引するには、それでは足りない。あくまでも手段ですから。
普通言うところの技術力があっても、売る力が無いと駄目、に通じる様な。
10年かからないと行けない宇宙に、1秒で行ける技術を開発すれば四の五の言う必要は無くなるが。

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