123index 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)は2023年5月26日、ウクライナ情勢の和平の仲介に向けてウクライナや欧州を歴訪している中国の李輝( Li Hui )ユーラシア事務特別代表(元ロシア駐在大使)が、これまでに面会した欧州各国の当局者に「欧州は米国から離れ、ウクライナ国内の占領地域の保有権をロシアに残す条件で即時停戦を呼び掛けるべきだ」とする立場を示したと報じた。欧米側の関係者の話としている。参照記事

c618193-kuleba-getty2この報道に対し27日の記事は、ウクライナのドミトロ・クレバ外務大臣Ukrainian Foreign Minister Dmytro Kuleba は、ロシアのウクライナに対する戦争の「解決」を促進するためのヨーロッパツアーの一環として、中国の李輝大使が、ロシアのウクライナ領土の占領を認める方法で即時停戦を呼びかけることを申し出たというメディアの掲載情報を否定し、この情報が出た後、李輝が訪問した首都の欧州の同僚に連絡したが、その様な協議が在ったと誰も確認しなかったと指摘した。また、「ウクライナに隠れて私たちに不利なこと(協議)をする者はいない」と同大臣は強調した。英文記事 過去ブログ:2023年5月ウクライナ積極支援のカナダの提案で、中国の干渉へ反対の共同声明: 、、、中国特別代表は、ウクライナで同様の提案を一蹴された後、、ポーランド、フランス、ドイツ、ロシアを歴訪し、各国と、ロシアのウクライナ領土の占領を認める方法での即時停戦提案を協議したかのようなでたらめを流したのだろう。中国は「していない」と言うだろうが、「しただろう」という憶測の方が真実味がある。
3f209_1351_4ee19e22_cb86c29e写真右では、26日に、各国歴訪を終えた李輝氏がロシア・セルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相と握手しているが、無事に、ロシアの使い走りを終えたと言う握手だろうか?ラブロフ氏は、ロシアはウクライナ紛争の政治的・外交的解決に注力しているが、「ウクライナと西側の支援国が和平交渉再開の重大な障害を生み出している」と主張。一方で、中国がウクライナに「公正な」立場を取っていると称賛した。参照記事 、、、中国の和平仲介提案に、公正さなど微塵も無く、国連、世界がテロ国家と認定した、ロシアの侵略行為を容認し、支援した行為に過ぎない。 
screenshot(1)ウクライナへの侵略戦争を継続するロシア軍は5月28日未明、同国に対して再び自爆型無人機を使った大規模攻撃を行った。ウクライナ空軍は、同無人機を54機中52機を撃墜したと発表した。暫定では、今回、全面侵攻開始以降、首都への無人機、徘徊型弾薬『シャヘド』によるものとしては最大規模のものだった。攻撃は複数回の波に分けて行われ、空襲警報は5時間以上続いた」と伝え、1名死亡、数人が負傷、複数の火災が確認された。参照記事 英文記事と映像  映像と英文記事   


nappi11 at 00:03│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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