
イスラエルはNATOに加盟しておらず、米国とは条約に基づく法的な同盟関係にない。しかし長年にわたり米国との特別な関係を享受しており、第二次世界大戦以降、米国の海外援助の最大の受益国となっている。 米国の対イスラエル援助は10カ年計画に基づき実施しており、直近では2019年から28年までに380億ドル(約5兆2600億円)の軍事支援を約束している。

ウクライナとの間に同様の協定があれば、現在のロシアとの対立で構図が変わる可能性もあると、西側政府関係者は述べる。 これはロシアのウラジーミル・プーチン大統領による戦争長期化を阻止することを目的としている。プーチン氏は、来年に大統領選挙を控えた米国や、経済的負担について熱い議論が交わされている欧州の一部の国で、ウクライナに対する政治的支援が低下することを期待し、EU内での仲たがいや対立を目論んでプロパガンダ戦略を行っている。最近のロシア・スプートニク紙の記事にはそんな内容が多い。
イスラエル・モデルの原案は、ゼレンスキー大統領の最側近であるアンドリー・イェルマク氏とNATO前事務総長のアナス・フォー・ラスムセン氏が9月に初めて起草したと、事情に詳しい人々は話す。 「ウクライナには鉄壁で永続的な安全保障が必要だ」とイェルマク氏は文書でWSJに述べた。そして、その保障は、自国がNATOに加盟するまで必要だと付け加えた。
また、ゼレンスキー氏は、リトアニアで開催されるNATO首脳会議に出席する予定であり、そこでNATOは、将来の加盟への入り口となる「ウクライナNATOカウンシル」という新しい組織を設立する見込みだと、複数の欧州・NATO関係者は述べた。ウクライナは、このカウンシルの会議を招集して支援を求める権限を持ち、支援は各加盟国が提供することになるという。


コメント
2. Posted by 甲東 2023年05月26日 09:03
アルメニアがナゴルノ・カラバフを諦めると言い出した。アゼルはトルコの支援で滅茶苦茶強くなったし、プは全然支援してくれへんし・・・アルメニア内の欧米派が強くなったかも。ロシアはアルメニアも失うか。
ウより筋は良さそうだが、なかなか手を出すのは難しい。下手すると、一度はロの侵攻がありうる。
ウより筋は良さそうだが、なかなか手を出すのは難しい。下手すると、一度はロの侵攻がありうる。
そうですね、イスラエルは享受。でも、パレスチナ、周辺国は地獄の苦しみか。イギリスの尻ぬぐい役のアメリカが、無理繰り居座らせた感じ。やーさんもアングリ。