FireShot Webpage Screenshot #768 - '【詳報】ウクライナ侵攻62531c2169 123米戦争研究所の報告で、ウクライナ軍が2023年4月20、反撃を開始したとされる。日本語付解説映像 映像解説は主にウクライナ東部の戦況説明だが、戦略的にクリミア半島全域への反撃、ロシア軍撃退も予測されている。これまで、反撃は間近としながらも、ウクライナ軍はその詳細、日時の公表を控えているが、武器弾薬の到着待ちと同時に、作戦の機密保持の側面もあるのだろう。南部メリトポリMelitopol市長のイワン・フョードロフは、4 月 22 日土曜日の朝、ロシア占領下の都市で爆発があったと報告した。クリミア半島で、防空システムが作動したとの露側報道もある。英文記事 
2023-02-21_ukraine-map- 1234激戦のバフムトBakhmutでは、ロシア軍、傭兵部隊ワグネルの攻撃をウクライナ軍が打破しているとされ、今回ロシア側が各地の進撃に失敗すれば、今後ロシア側に東部戦線での勝機は無くなるだろうと述べられている。左図の赤い線は、2022年10月、ロシアが一方的に主張した併合地域の境界線で、一方的併合4州の境界線でもある。緑色で、2023年2月末時点の露軍支配地域を示している。当然だが、プーチンの主張を、ウクライナも欧米も国連も認めていない。
ロシア戦車は街に侵入しようとしているが、ウクライナ軍は、ジャベリン ミサイル、ドローン、新型戦車を使用して、ロシアの戦車や装甲車両による攻撃を日常的に撃退している。バフムートの街は露軍戦車の奇襲を受けほぼ占領され破壊されたが、ウクライナ軍は露軍の軍事装備を破壊し、現在、反撃を開始する準備をしている。映像記事 ウクライナの攻撃 バフムトでのウクライナ戦車の攻撃映像
やはり、ウクライナ側が圧倒的に情報量が豊富で、ロシア軍が打って出ても、そこに砲弾が集中し、ロシア側は大きな損失を重ねているようだ。4月19日1日だけで、東部ロシア軍は兵士620名、戦車装甲車16両などの損失を出したと報告されている。参照記事 過去ブログ:2023年4月バフムトで激しい市街戦とウクライナ穀物への懸念:4月露軍は東部ドネツク州バフムトで焦土作戦?:4月露軍、ウクライナに向け対戦車「特別部隊」編制とクリミア

630_360_1666840949-675ウクライナ軍参謀本部は、4月19日にロシア軍は、イラン製自爆型無人機「シャヘド136」26機で攻撃を仕掛けたところ、ウクライナ防衛戦力がその内21機を撃墜したと報告した:右は残骸。また、ロシア軍は多連装ロケットシFireShot Webpage Screenshot #782 - '(NSFW) Russiaステムで69回砲撃を行い、民間人に死傷者を出し、民間住宅やその他民間インフラを破壊したと報告された。引き続き、ウクライナ全土でミサイル攻撃、空爆が行われる確率は高いと書かれている。 参照記事   映像:破壊されるロシア軍装甲車両 南部ヘルソン州のロシア軍へ多連装ロケットで反撃 ウクライナの正確な砲撃で壊滅のロシア部隊:写真左 待ち伏せ攻撃で炎上するロシア軍兵員装甲車 バフムトで縫製工場を奪還したワグネル 露軍塹壕へ梱包爆弾Satchel Charge投げ入れるウクライナ兵 
3d04373a-6207-407e-a8fd-705de2258e9c2023年4月23日:戦争研究所 (ISW) は、ウクライナ軍がヘルソン州のドニプロ川左岸 (東) に陣地を構えたと述べた。オレシュキーの北Dnipro River bank north of Oleshkyとあるので、筆者は右図のドニエプル川Dnipro Riverを渡った黒丸の地点付近と思うが、、。アナリストまたは、一部のロシアの「軍事ジャーナリスト」は、「ロシア軍は、オレシキーやノヴァ カホフカOleshky and Nova Kakhovkaなどの都市部で防御を維持することを優先し、ドニプロ川デルタの島々を無人のままにしている可能性がある」と述べ、この事が、ウクライナ軍の東岸進出を許す結果なったと指摘している。英文記事 
「戦争研究所」は22日、「ロシアの軍幹部は、ウクライナによる反転攻勢の脅威を認識しているようだが、プーチン大統領が固執する東部での無意味な攻撃作戦に兵士を投入し続けているとみられる」と指摘した。そのうえで、ロシア軍は精鋭部隊を消耗戦に費やし、支配地域の防衛態勢を整えられずにいる可能性が高いと分析した。参照記事   

nappi11 at 00:02│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

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