screenshot(34)ウクライナに対してクリミアを断念することを提案したルラ・(ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ:Luiz Inacio Lula da Silva 77)ブラジル大統領:右 に対して、ウクライナ外務省オレindexきうyグ・ニコレンコ(Oleg Nikolenko)報道官:左 は2023年4月7日、「ウクライナはブラジル大統領によるロシア侵略の停止のための解決策模索の努力を評価している。同時に、私たちははっきりと指摘せねばならない。ウクライナは自国領を交渉対象にしない。ウクライナの大地のたとえ1センチメートルであっても、私たちが譲歩をしなければならない理由は、法的なものも、政治的なものも、倫理的なものも一切ない」と強調した。また同氏は、ウクライナの立場は不変であるとし、ウクライナにおける平和の回復のための仲介努力は、国連憲章の原則に従ったウクライナの主権への尊重と領土一体性の完全回復に基づいたものでなければならないと指摘した。

これに先立ち、ブラジルのルラ大統領は、ウクライナに対して、平和達成のためにクリミアを断念することを提案していた。ルラ氏は来週、同じく和平案を提示している中国を訪問する際、本件についても協議するとみられている。参照記事 参照記事    ロシア外務省は4月7日、ロシアが3月1日に導入したブラジル・パラー州産牛肉の、狂牛病への懸念からの輸入禁止措置を解除したと発表した。まさか、今回のルラ氏の発言とは関係ないと思うが、、、。また、ブラジルの最大の貿易相手国は中国で、大統領就任後初の訪中を控えている。参照記事 

、、、いくら2022年10月に選挙で勝利したばかりで、2023年1月からの左派ブラジル大統領として手柄話がほしいのか、こんな、そこの国の国民、民族の思いを無視した現実離れな提案は、自身の見識の無さを世界に知らしめるだけだ。独立した国が領土を武力や汚い策略で併合、占領された事で、なぜ多大な被害を受けている側が無条件で、或は条件を出し合う交渉に付かなければならないのか?交渉の機会が在ったとして、それをロシアが一方的武力侵略開始で、自らその機会を消滅させた。

20230405-OYT1I50013-1日本にも当初、被害国に対しロシアの条件を飲んで和平するのが最善策だとボケた発言をした自称評論家、政治家が居たが、大国主義(Great powerism)を容認する恥ずかしい発言だ。

ウクライナは、本来の領土が戻るまで戦うとし、侵略者との条件交渉、条件付き和平等全く論外だとしているし、今は欧米の多くがそれを支持している。時間がかかっても、ロシアを敗北させるしかなく、ロシアの選択肢は、だらしなく負けるか、潔く引くかの二つしかない。前回の大戦の勝利国ソ連が、強引に共産主義を拡大した時代へのプーチンの大国主義への憧れ、妄想の責任は、ロシア国民にも責任がある。すでに大国ソ連は消滅し、同時にワルシャワ条約機構は破たんしたのだ。意外にもそれは西側の策略では無く、ソ連が自ら崩壊した結果だ。それを今も認めないロシア人の多いことには、驚くしかない。過去ブログ:2023年4月欧州にすり寄る中国 停戦より自国繁栄?中国を頼る仏?:4月NATOが中国が武器援助すれば「歴史的ミス」と新加盟:4月「刑務所よりひどい」監禁生活 ロシアから解放された村:4月プーチンはウクライナ人抹殺を計画した犯罪者:4月IMFがウクライナに4年間で総額約2兆円支援承認



nappi11 at 02:13│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2023年04月09日 07:05
そこの国の国民の思い・・・確かに、最近のウでの世論調査では1年前に比べ、最後までやるぞ派が急増している様な。もう、東部は山河も無し、だろうし。やけのやんぱち、でなければ良いが。

コメントする

名前
メール
URL
絵文字