img_008b51c0723eb89b029e1bc8dbab52be242478EU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン(Ursula von der Leyen 64)委員長によると、中国の習近平国家主席は、ウクライナのゼレンスキー大統領と「対話する用意がある」と明らかにした。
中国を訪問中のフォンデアライエン委員長は2023年4月6日、フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領と共に、習近平国家主席と会談。会談後に記者会見したフォンデアライエン氏は、習氏に対し、ゼレンスキー大統領に連絡を取るよう促したところ、習氏は「条件と時間が整えば、対話する用意がある」との考えを示したという。フォンデアライエン氏は習氏の意向について、「ポジティブな要素だ」と評価した。参照記事 過去ブログ:2023年4月NATOが中国が武器援助すれば「歴史的ミス」と新加盟:4月2023年4月2日のウクライナ戦況と1年前:4月ウクライナ政治学者の中露関係分析と武器輸出:3月中国がウクライナ停戦望む理由とウクライナとの関係:3月ウクライナ軍、露軍のバフムトでの進撃阻む泥道

BZHH4667BVPNFG6GKOFP5DFHPI、、、北京の会談は、米国主導の「対中包囲網」が狭まる中、中国としては欧州と経済関係を強化し、米欧の結束にくさびを打ち込む狙いがあるとの分析が在り、習氏は6日のマクロン氏との共同記者会見で「中国は常に欧州を多極化した世界の独立した一極とみなし、欧州が中国との関係を自律的に発展させていくことを信じている」と述べ、(欧州が)米国と同調しないようクギを刺した。
習氏に対し「ロシアに理性を戻し、すべての人を交渉のテーブルに着かせるために、あなたが頼りになる」と、相変わらず青臭い外交辞令しか言えないマクロン氏はさておいて、中国へ、より厳しい姿勢を見せるフォンデアライエン氏は、3月末の講演で「習主席は、プーチン(露大統領)との際限のない友情を維持している」と中露の接近を強くけん制。訪中直前にはウクライナのゼレンスキー大統領と電話協議し、ツイッターに「EUはウクライナの主権と領土保全を尊重する、公正な平imagesmkh和を望む」と投稿していた。

筆者から見れば、マクロン氏は、反ロシアの欧州の結束を遅らせた戦犯である。右上図の、フォンデアライエン、マクロン両氏の発言は訪中前の物。参照記事 参照記事 
今この瞬間も、小国が血を流して大国の侵略に抵抗している。交渉では無く、ロシアを止める現実的な策を模索し実行すべきだろう。誰が悪党かは明確なのだから、今更理性のかけらも無い相手と駆け引きしている場合ではないだろう。プーチンはすでに「ベラルーシに戦術核を再配備する」と明らかにし、現時点で恐怖で世界を抑え込もうとしているのだ。

https _imgix-proxy.n8s.jp_DSXZQO2982186013022023000000-1また、ロシア産原油を低価格で輸入できるインドの製油業界は、欧州向けの軽油・航空燃料などの石油製品輸出を拡大して市場シェアを伸ばしている。2022/2023年度のインドから欧州への軽油輸出は前年度比7e3e35f412-16%増の15万ー16万7000バレルで、主な買い手はフランス、トルコ、ベルギー、オランダと指摘されている。マクロンよ、敵に塩を送りながら、仲裁が他力本願ではおかしいだろう?欧州連合(EU)は2023年2月5日から、ロシア産の石油製品の輸入を原則禁止した。2022年12月のロシア産原油の禁輸に続く追加制裁である。 参照記事 参照記事 

FireShot Webpage Screenshot #752 - '習氏、ロシアへ毎日新聞記事は、マクロン氏との会談で習氏が、ロシアへの武器供与の意思ないと示唆したと報じているが、中国共産党の体質からして、それを鵜呑みにするのは早計過ぎる。EUとの関係を修復したい習体制がその場しのぎの発言をしたとも取れる。
筆者はこれまで、習近平の面の皮は厚く、何枚も舌を持つと皮肉ってきた。そう言ったとしても、裏で武器弾薬を送っている可能性があると米国が主張しているのも事実で、これまでの中国外交からして、裏工作、恫喝、詭弁は中国のお家芸でもあり、習氏の発言はカムフラージュと筆者は見ている。今更国際法や国連を尊重すると言っても、人権、台湾、南シナ海、国境、領海、対日政策で幾度も国際法を無視し、今も平和的解決の素振りすら見せづ、軍備拡張へまい進している中国の体質は、それを鵜呑みにする方が国際社会で恥をかくだけだ。参考:フランスはなぜ中国に接近? 「中国をつけあがらせる」との警戒感も 
共同声明によると、中仏は「主権、領土の一体性、重大な利益」を互いに尊重し、フランス側は、中国本土と台湾は不可分とする「一つの中国」原則を順守すると述べたとある。マクロン氏は、なぜEU諸国や米国と違う歩調を取り、現実を無視して中国を擁護するような声明を出すのか?それとも、うまく中国に乗せられ利用されているのか? 参照記事 過去ブログ:2023年4月ウクライナ政治学者の中露関係分析と武器輸出:2022年11月中国への曖昧さは、彼らの野望への協力にしかならない
2023年4月12日:国際ニュースで、フランス・マクロン氏の中国追従とも取れる姿勢に批判が相次いでいると報道された。以前にも書いたが、2022年2月前後、ロシアとの話し合いに拘(こだわ)り、結果的に欧州の反露結束を遅れさせた戦犯だと筆者は見ている。間もなくの本が議長国でのG7が開かれるが、マクロン氏の政治姿勢が討議されるだろうと言われている。

nappi11 at 00:02│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by POPPO   2023年04月08日 22:53
欧州の皆様方が期待する支那畜の巨大な市場なるものはすべて幻影であると私は断定したい。w
涎を垂らして分け前を期待しても蜃気楼と同じで近づけば消えていく。w

メリケンは最近やっと気がつき相応の対応をするようになったが、どこぞのリン外相のお国は未だ欧州以下の対応でがっかりしている私がいる。w

支那畜に期待するほうが時間の無駄と私はすべからく伝導したいと声を大にして叫びたい、w

いま中国で、学生の就職難が大きな社会問題になっている。

 2023年、中国では1158万人が大学を卒業し、史上最も厳しいと言われる就職難に直面している。大学卒業生は昨年と比べると7.6%も増加しており、就職を求める学生が市場に溢れるのは必至だ。

 中国の統計を見れば、2022年の時点ですでに大学卒業生の就職率は極めて低いことがわかる。文系学生の就職率はなんと12.4%と極めて低水準だし、理系でも理学系が29.5%、エンジニア系が17.3%となっている。2023年にはこの数がさらに低くなるとみられているのだ。

 中国のSNSでは就職できない学生らの悲痛な声で溢れており、大きな社会問題になりつつある。以下略
JB PRESS 4/7  中国「空前の就職難」がもうすぐ日本の「経済安保の危機」を招く
日本に中国人留学生が押し寄せるのは必定、それに伴い増加するスパイ

この記事ではメリケンにつれなくされて支那人たちが日本に押し寄せるとか、角栄の国交回復以来碌なことがないのにまた岸田のおっさんが傷口を開きそうな悪寒がする。w

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