640x358_cmsv2_bcca6131-6caf-527b-8108-55fba8cf712e-7429112unnamedイタリア南部の海上で2023年2月26日(現地時間)、移民 migrants(難民: refugee)が乗った船舶が座礁して少なくとも59人が死亡、81人の生存が確認された。この日の事故は、幅約20メートルの木造船にトルコからの難民約200人がすし詰め状態で乗っていたが、ビーチまでわずか数メートルを残して船が暗礁に乗り上げたことで起きた。左は生存者  その後の報道で、死者は63人に達した。
migrants船に乗っていた移民の国籍はイラン・パキスタン・アフガニスタン・シリアなどだという。地元当局やメディアによると、この船は数日前にトルコを出発しましたが26日、悪天候の中、南部カラブリア州Calabria regionの海岸近くで座礁、その後転覆したとみられる。イタリアのメローニ首相は「悪天候の中、20メートルほどの船に200人を乗せたのは犯罪行為だ」とコメントし、出航を仲介した業者の責任を追及する姿勢を示した。国連によると、地中海ではここ数年、毎年2000人ほどの移民が死亡したり、行方不明になったりしていて、国連のグランディ難民高等弁務官は「各国はさらなる悲劇を生まないよういまこそ効果的な対策を取るべきだ」とコメントした。中東・アフリカ地域の難民が欧州にやってくる「地中海ルート」は海上事故が多いことで悪名が高い。国際移住機構(IOM)によると、2014年以降、地中海中部沖で2万333人が行方不明になったり死亡したりした。 参照記事 参照記事 英文記事と映像 参照記事 過去ブログ:2021年6月地中海での難民、移民の死亡事故急増でリビア外相EUへ支援求める

nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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