

声明はまた、停戦交渉を妨げているのは、ロシアとの交渉を否定し、露軍の全面撤退など「現実離れ」した要求を掲げているウクライナ側だとも主張した。双方は現在、戦場で勝利して相手に譲歩を迫る構えで、戦局の大勢が決しない限り、停戦交渉は開始されないとの観測が強い。参照記事
米国のアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官は「一時的、無条件での停戦の呼びかけにだまされてはいけない。ロシアに次の攻撃に備える時間を与える恐れがある」と警戒を呼びかけた。また、「いかなる国も侵攻を支援しながら平和を呼びかけるべきではない」とも訴えた。中国は露産原油を購入し、ロシアの継戦能力を支えてきた。ロシアへの武器供与を検討中だとも報じられている。過去ブログ:2020年8月中国国内で相次ぐ習近平体制批判と粛清
同氏は国連安全保障理事会で、中国とロシアを含む理事国のメンバーが国際秩序の「基本原則」を守る必要性を強調し、また、「国際社会が一丸となった」ことについて、「ウクライナを見捨てれば、国連憲章そのものを、そしてすべての国をより安全で安心なものにする原則やルールを放棄することになると、誰もが認識しているからです。武力による土地の奪取を行わない。武力で土地を奪ったり、他国の国境を消したりしない。戦争で民間人を標的にしないことです。これらの基本原則を守らないのであれば、強者が弱者を支配し、力が正義となる世界を招き入れることになる」と述べた。参照記事 英文記事
、、、この原則論が理解できない、しないプーチン、習近平の中露は国連加盟国の資格も無い。自国の防衛に血を流すウクライナへの攻撃に手を貸す中国を、攻撃の構成国と見て当然であり、攻撃を肯定し、間接的に参加している国が仲介に乗り出すポーズを取るのは理解しがたい。日本は、ウクライナが勝つための支援に更に注力すべきでだろう。
戦地のウクライナ兵や避難所の市民は、日本からの使い捨てカイロを喜んでいたが、すでに使い切ったそうだ。ウクライナ側の民間人の死者は8000人を超え、兵士も1万人以上が犠牲となる中、キーウ州では連日のように兵士が訓練を受けている。参照記事 参考:命つなぐ「使い捨てカイロ」をウクライナへ 極寒との闘いを支える