
シュピーゲルによると、中国の無人機メーカー、西安冰果智能航空科技は自社の無人機「ZT─180」のプロトタイプ100機を製造する用意があると述べた。ZT─180は35─50キロの弾頭を搭載可能で、ロシアがウクライナへの攻撃に使用しているイランの無人機「シャヘド136(Shahed-136)」に類似しているという。
シュピーゲルによると、冰果は月に最大100機の無人機を生産できる施設をロシア国内に設置する支援も計画している。また、以前には中国軍が管理する企業がロシアに戦闘機SU27用の予備部品を提供する計画もあったという。中国記事は、中国で販売されている ZT-180 UAV は、イランの「シャヘド136(Shahed-136)」と同じモデルだと報じている。左は、以前ウクライナで撃墜されたイランの無人機「シャヘド136」の墜落した機体破片との照合:参照記事 参照記事 中国記事 英文記事 過去ブログ:2023年2月国連総会、「ウクライナの平和決議」を採択と米は制裁強化:
中国外務省の汪文斌副報道局長は24日の記者会見で、ロシアへのドローン売却計画を「聞いたことがない」と述べ「中国は紛争地域や交戦国に対して武器を売却しない」と主張した。参照記事
、、、、24日に中国がウクライナ戦争への和平提案を示したばかりで、中国企業が第3国を経由して送り込もうが、部品だけ送ろうが、再三中国は兵器支援はしていないと述べていた経緯からも「知らないことだ」でトボケて済む話ではないだろう。過去ブログ:2022年12月ウクライナ東部の戦況と難民、露内空軍基地への無人機攻撃:10月ウクライナ女性兵士解放と今後の見通しと南部に戒厳令発令:7月1台300万円!の政府支援の国策ドローンに不具合発生: