https _d1e00ek4eb2018年以降、ロシアの民間軍事会社ワグナー(ワグネル)・グループのオーナー、エフゲニー・プリゴジンRussian mercenary Wagner leader Yevgeny Prigozhinは、アフリカや中東での資源採取で、国際的な制裁にもかかわらず、2億5千万ドル$250 million(約337億円)以上を稼いだ--フィナンシャル・タイムズ:FTが2023年2月21日に報じた。
ワーグナー傭兵は、ほぼすべての国で、殺人、拷問、レイプなどの人権侵害で告発されている。FTによると、プリゴジンに対する西側の制裁は、石油、ガス、ダイヤモンド、金の採掘で儲けることを妨げなかったという。また、額は不明だが、ロシア政府からの相当な額の収入もあるようだ。

wagner-map-jpeg-791x10242018年、米国はプリゴジンの会社エブロ・ポリス Evro Polisに対して制裁を課した。images kia"同国(シリア)の内戦中にISから油田を解放するために傭兵を使った "ことと引き換えに、シリアの独裁者バッシャール・アル・アサド Syrian dictator Bashar al-Assadからエネルギー利権を受け取っていたのである。制裁にもかかわらず、同社は2020年の売上高1億3400万ドル、純利益9000万ドル(約121億円)を計上した。左は、ワグナーの活動地域 過去ブログ:2019年10月トルコの強制移住に非難の中、米は油田地帯防衛強化 IS指導者は自爆? 2017年10月シリアクルドも油田地帯の奪還を急ぐ シリア 2016年8月アサドに再接近する死の商人中国
スーダンの金採掘会社Mインベストは、2020年に米国の制裁を受けることになった。FTは、それでも翌年には260万ドルの売上を上げたと書いている。スーダンSudan ,と中央アフリカ共和国 Central African Republic・CARでワーグナーが支援している事業体に大量の機器を供給していたとされる2社は、2021年末までに600万ドル(約8億円)以上の利益を上げていた。
ワシントンによると、ロシアの本格的なウクライナ侵攻が始まって以来、ワーグナーはウクライナで3万人以上の兵力を失い、うち9000人がKIA(Killed In Action:戦死者)となっている。2022年12月にウクライナで排除されたワグナー傭兵の9割はリクルートされた囚人であった。参照記事 参照記事 
093e0000-0a00-0242-ebea-08da0c510fae_w1023_r1_sindexhgf、、、、傭兵会社ワグナーがウクライナのドンバス地域に固執するのも、同地域のBakhmut、Soledarで産出する岩塩や石膏などの鉱物資源が狙いと言われていた。すべては金次第で、一部はアフリカの各国元首や、金に汚く、国庫にも手を付けていると言われるプーチンにも還流されているだろう。其の為ならプーチンは、ワグナー支援で自国民を祖国防衛の名で戦場へ送り込む、、、。ロシア人は知らないようだが、、。写真左は、中央アフリカのワグナー傭兵と中央アフリカ大統領とプーチン。制裁で防げないと言うのも、その国では企業を通しての合法な貿易取引だからで、恐らく、ロシアのあらゆる業種の大富豪もその恩恵を受けているだろう。プーチンにとって戦争の大義等どうでもいいのかもしれない。彼にとっても、プリゴジンと同じく全ては儲けの為だから。それに加えて最近は、英雄の仲間入りもしたくなったのだろう。 参照記事  過去ブログ:2023年1月余命が懸念されるプーチン、軍の強化、立て直しを急ぐ:1月バフムト攻防の露の目的は塩と石膏?露は春に50万人動員?  


nappi11 at 00:03│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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