
ワーグナー傭兵は、ほぼすべての国で、殺人、拷問、レイプなどの人権侵害で告発されている。FTによると、プリゴジンに対する西側の制裁は、石油、ガス、ダイヤモンド、金の採掘で儲けることを妨げなかったという。また、額は不明だが、ロシア政府からの相当な額の収入もあるようだ。


スーダンの金採掘会社Mインベストは、2020年に米国の制裁を受けることになった。FTは、それでも翌年には260万ドルの売上を上げたと書いている。スーダンSudan ,と中央アフリカ共和国 Central African Republic・CARでワーグナーが支援している事業体に大量の機器を供給していたとされる2社は、2021年末までに600万ドル(約8億円)以上の利益を上げていた。
ワシントンによると、ロシアの本格的なウクライナ侵攻が始まって以来、ワーグナーはウクライナで3万人以上の兵力を失い、うち9000人がKIA(Killed In Action:戦死者)となっている。2022年12月にウクライナで排除されたワグナー傭兵の9割はリクルートされた囚人であった。参照記事 参照記事

