
会談の冒頭、パトルシェフ氏は「ロシアと中国の封じ込めを目指す欧米側に対し、国際舞台において両国の協力と関係をさらに深めることはとりわけ重要だ」と述べ、ウクライナ情勢や米中対立を念頭に中国との戦略的な関係強化の必要性を強調した。一方、王氏は「中国とロシアの関係は成熟した性質を持っている。強固なもので、変化する国際情勢の中でもあらゆる試練に耐えるだろう」と述べた。
こうした中、アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルは21日、関係者の話として、中国の習近平国家主席が数か月以内にロシアを訪問し、プーチン大統領と会談する計画を準備していると伝た。ロシアによるウクライナ侵攻の終結に向けて、中国が和平交渉を後押しするねらいもあると伝えている。王氏とは22日、ラブロフ外相が会談する予定のほか、プーチン大統領が会談するとも伝えられ、中ロ両国の首脳会談に向けて調整を行う可能性もある。参照記事より抜粋


G7=主要7か国の外相は2月21日、共同声明を発表し「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を可能なかぎり最も強いことばで非難する。ドネツク州、ルハンシク州、ヘルソン州、ザポリージャ州をロシアの領土に編入しようというプーチン大統領の取り組みは、露骨な国際法の無視であり、ウクライナの主権の侵害だ」と述べている。 参照記事
