アメリカやヨーロッパ各国など30か国が加盟する世界最大の軍事同盟NATO。そのトップ、ストルテンベルグ事務総長(Jens Stoltenberg、1959年3月16日 - )が2023年1月30日から2月1日まで日本を訪問し、NHKとの単独インタビューや都内での講演で何度も強調していたのは「この戦争でプーチン大統領を勝たせてはいけない」ということだった。
「ロシアと中国を筆頭に、権威主義的な国がこれまでの秩序に抵抗しています。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻はヨーロッパの平和を打ち砕きました。
北朝鮮はむこうみずなミサイル発射で世界の安全を脅かしています。テロや気候変動、サイバー分野での脅威や核拡散などの世界的な課題も増しています。これが新たな安全保障の現実なのです。
ウクライナでの戦争は単にヨーロッパの危機なのではありません。世界の安全保障と安定に対する挑戦です。もしプーチン大統領が勝利すれば、中国の習近平国家主席をはじめ世界中の権威主義的な国の指導者に「軍事力を使えば欲しいものが手に入る」という危険なメッセージを送ることになります。
そうすれば世界はより危険になり、わたしたちはより攻撃を受けやすくなってしまいます。ウクライナが確実に、占領された領土を解放し、ロシアの侵略者たちを押し戻し、独立した主権国家として勝利できるよう、ウクライナに兵器や弾薬の供与などの軍事支援を行うことが極めて重要なのです。
ウクライナは緊急に追加の兵器を必要としています。ロシアという侵略者を退ける唯一の方法は強力に武装した軍です。ウクライナはNATO水準の近代的な重装備を必要としているのです。、、プーチン大統領は新たな攻撃を計画しています。その攻撃がいつか具体的には踏み込みませんが、そう遠くない時期にです。和平に向けて準備しているきざしはなく、逆に戦争の継続に向けた準備を進めています。追加動員の可能性もありますし、兵器の増産も試みています。」と述べた。参照記事 より抜粋 日本は、今年5月のG7(主要7カ国)議長国である。

